私は自身がスニーカー好きということもあり、量としては月に30足程度、年間でみると約400足購入しています。好きで集めているので、そこまで購入する必要はないと思いますが（笑）、レアなスニーカーを購入した場合、少し履いても“資産性”が残るので、年間1～2足でもぜひ購入するのをおすすめします。 　購入方法は、もっとも値上がりしやすいナイキの場合、公式アプリ「SNKRS」で抽選申し込みし、購入する形になります。私はこの抽選のアルゴリズムを日夜研究を進め、当選する可能性を高めています。 　SNKRSでは、抽選を実施する前にユーザーの属性情報の提供が必要です。この属性情報が抽選の結果に影響を与えているという噂もありますが、実態はナイキから公表されていないので断定的なことは言えません。ただ、私は独自に過去の当落確率をデータ化しています。 　一つだけヒントを言えば、ほぼ間違いなく抽選確率に影響を与えている要素はあるということです。ちなみに、抽選が外れたとしてもこちらの痛手は何もありません。外れたら次の抽選に申し込めばよいだけ。リスクを取らずに何度でも購入のためのチャレンジをすることができます。 　ここまでスニーカーの購入方法についてお話しましたが、スニーカーを適当に仕入れれば価値が上がるわけではありません。 　スニーカーも株式投資と一緒。値上がりする銘柄とそうでない銘柄があるのです。あくまで一例ですが、コラボものは値上がりする傾向があります。 　たとえば、私がいま履いているナイキとオフホワイトがコラボしたエアフォース1は、購入時価格が19,440円だったのに対し、現在はスニーカーダンクなどの二次流通サイトでは、サイズによっては194,000円の値がついています。 　また、同じナイキで言えば、ジョーダンやダンクも根強い人気があります。他には、デニム柄のスニーカーも買った瞬間にプレ値（定価より高い値段）がつきやすいです。サイズで見ると、この業界では26～28cmがゴールデンサイズと呼ばれており、高値になる傾向があります。