これ、たまにいるんですよね。「俺、ママと話したくて来てるだけだから、他の人と一切会話したくないんだよね。」と、わざわざ宣言してくる方。実際に他のお客さんたちがワイワイしている時も、ひとり熱心にママに話しかけるか、相手してもらえない時は、黙々とスマホをいじったり、“話しかけるなオーラ”を発します。 はっきり言って、こんな行動は、お店にとっては迷惑です。 1対1接客のキャバクラやガールズバーと異なり、スナックは基本的に、ママ対複数のお客様の構図です。それが成り立つのは、お客さん同士が交流し会話するからです。 ママを独占したい、他のお客さんの存在を邪魔するかのように扱う姿勢は、ママに好かれるどころか面倒な客として嫌われることを自覚した方が良いでしょう。 彼女が彼氏に言われて地味にイラっとするワード、「なんでもいい」。 接客業でもたまに言われることがあります。「ドリンク何にされますか？」「えっ。なんでもいい……」 初めてのお客様だと、ウイスキー派か焼酎派なのか、お茶割り？　水？　炭酸？　何も分かりません。あなたの好みを教えてもらうことも、大事なコミュニケーションなのです。 「なんでもいい」という言葉は、相手を気遣った言葉なようで、①のケースと同様に、自身のことを隠しているのと変わりません。