更新日:2023年10月02日 02:49
仕事

「インフルエンサーだから」と無料サービスを要求する迷惑女性客。“まさかの一言”で態度が豹変したワケ

「あのぉ、お会計」と声をかけると…

 あんなにたくさん注文して、雑貨まで購入。そのうえ、お店を紹介してくれるなんて神様のようだと感じていた藤高さん。感謝の気持ちでいっぱいになりながら、いよいよ会計しようとしたときのことでした。 「僕がレジに立っても、彼女はまったく寄ってきません。そして、『今日は、ありがとうございました。インスタに載せておきますね』と、なぜか帰ろうとしています。『あのぉ、お会計……』と思わず声をかけると、『え、お会計って?』と、女性はキョトン」  藤高さんは思わず「いやいや」と心の中でツッコミながら、「お食事代とハンドメイド雑貨の代金です。まだお支払いいただいていないので……」と、遠慮気味に伝えてみる。すると、「えっ、お金いるの? 私、インフルエンサーなのに?」と態度が急変。

有償だと伝えると女性は逆ギレ

女性 スマホ「当たり前だろ!と言ってやりたい気持ちをグッと我慢し、『申し訳ございません。当店では無料提供や無料サービスなどはおこなっていません』と伝えると、彼女は数十秒の間を置き、『じゃあ、いくらよ?』と怒りを露わにした超不機嫌な声と態度で聞いてきたのです」  食事代と雑貨代をレジに打ち込み伝えると、「あ、これはいらない」と、雑貨をレジ台に置き、そーっと藤高さんのほうに押しやったのだ。妹さんが仕事の合間を縫って、一生懸命作った雑貨。これにはさすがにイラついたという。 「それでも平静を装って、あらためて食事代だけを伝えたのですが、女性は現金をバシンと置いてこちらをニラみつけてきたのです。ゾクっとして、変なことを書かれたら削除依頼も必要かもと、『インスタ、僕も見たいのですが、どちらに載りますか?』と尋ねました」
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インスタのフォロワーは1000人ちょっと
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ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5
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