更新日:2023年12月15日 18:33
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「先月は50万円」31歳の立ちんぼ女性が告白した“体を売る理由”。家も借りず歌舞伎町のサウナに寝泊まり

交縁女子がホテルで感じた死の恐怖

私が体を売る理由

ヤリ逃げ常習犯のアジア人の男。立ちんぼ女性の間で写真が共有されている

 路上売春の現場で過去に起きた事件といえば、1997年に渋谷で立ちんぼをしていた女性が殺害された「東電OL殺人事件」が記憶に残る。今回の取材では「風俗より稼げるしラク」と答える女性も多かったが、守ってくれる第三者がいない以上、そこにはやはり危険がつきまとう。  前出のリサはアジア系の外国人男性にカネを払わずに逃げられたことがあるという。 「いつもは前払いでお金をもらうんですが、その男は“後で払う”の一点張りでした。カネはさっき一緒にいた友人が払いに来ると言うんです。私がシャワーを浴びている隙に逃げました。いつも2人で行動している常習犯らしく、同じ被害に遭ったコも何人かいるみたいです」

首を絞められ…客に殺されかけた

 また、マナ(仮名・33歳)は客に殺されかけたことがある。中出しはNGと伝えていたが、酒に酔った客がコンドームをつけずに挿入し、射精していた。 「中出しはダメだって言ったよな?」とマナは問い詰めたが、男は「は? 聞いてねえし」ととぼけたので、「おまえ、耳ついてねえのかよ」と言い返すと激しい口論になった。 「死ね!」と叫ぶ男にマナは首を絞められたが、暴れ回り、なんとか解放された。男はスマホを忘れたまま逃走したので、マナは警察を呼んだ。ホテルの前で男が戻ってくるのを待った。だが――。 「こっちに気がついて逃げた男を警察官は追わなかったんですよ。捜査するのが面倒だったんでしょう。形だけ対応はするけど明らかに故意に逃がしていました」  重大な事件・事故が起こる前に大久保公園周辺の治安が戻ることを祈るしかない。 取材・文・撮影/忍田 忍 SPA!立ちんぼ取材班
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