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<サッカー日本代表>10人相手に圧勝するのは当たり前…「序盤で試合が壊れた」場合のルール改善を願う

「退場プレーヤーの補填」や「一時退場」を導入すべき?

 空気を読んで退場処分をなかったことしろという審判批判ではない。あれは誰がどう見ても退場になるべきファウルで、審判は正しいジャッジをしている。ましてや、あの行為を退場にすべきではないというルール批判でもない。  極端な主張だということは承知のうえ、勝敗は二の次とした強化を目的とした親善試合なら、双方合意の基で退場処分で少なくなった場合は別のプレーヤーで補填できるようにすればいいのではないかと提言したい。  悪質なファウルをしたプレーヤーにはしっかりと罰を与えつつ、それぞれの目的を達成しやすい形式を保つ方法だと考えられる。あるいは、ラグビーで導入されてアマチュアレベルの草サッカーでも導入可能となったシンビン(一時退場)をプロの試合でも本格導入を検討してもいいと思わされた。  FIFAは選手らの貴重な時間を無駄にしないように、それぞれの目的に対応できる取り決めを行なってほしいと切に願う。 <TEXT/川原宏樹>
スポーツライター。日本最大級だったサッカーの有料メディアを有するIT企業で、コンテンツ制作を行いスポーツ業界と関わり始める。そのなかで有名海外クラブとのビジネス立ち上げなどに関わる。その後サッカー専門誌「ストライカーDX」編集部を経て、独立。現在はサッカーを中心にスポーツコンテンツ制作に携わる
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