ほかにも、収入を少なめに配偶者に伝えていたり、ギャンブルの借金を隠したりするなど、お金に絡む夫のさまざまな悪事が明らかになるリスクも潜むという。 「夫婦間であってもマイナンバーはもちろん、マイナンバーカードやマイナポータルのログイン情報は共有しないのが無難です。さらに、金融機関の口座にマイナンバーを紐づけなければ、不倫や浮気の発覚を防げます。銀行振り込みからデジタル払いに変更すれば、お金の流れまで隠せるかもしれません」 災害時の浮気発覚は、是が非でも避けたい。万全の注意をもってマイナンバーを利用したいものだ。 【エコノミスト・門倉貴史氏】 経済評論家。BRICs経済研究所代表。メディア出演、講演など多岐に活躍する。著書に『日本の「地下経済」最新白書 闇に蠢く26.5兆円の真実』（SB新書）など ＜取材・文／週刊SPA！編集部＞