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競輪場グルメを元ガールズ女王が実食。子供が楽しめる無料動物園も近い大宮競輪場の魅力

大宮競輪場無敗の元女王が500バンクを解説

 競輪場グルメを堪能した後は、実際にレースが行われるバンクにやってきました。
高木真備さん

選手目線で見ると「500バンクは傾斜が全然ないイメージでした」と話す高木さん

 大宮競輪場は1周500mの通称「500バンク」で、競輪のコースのなかで周長が最も長いコースです。現在は43カ所ある競輪場のなかで、500バンクは大宮の他に宇都宮競輪場と高知競輪場を合わせて3カ所しかありません。  そこで、高木さんに500バンクについて、元選手目線で解説してもらいました。 ——実際にこうやって外からバンクを見て、内側から見た印象と比べて、どのように思いますか。 高木:500バンクは、前検日に毎回「こんな平べったかったっけ?」って思いました。でもこうやって客席から見ると、思った以上に傾斜がありますね。 ——現役時代の大宮競輪場の印象はいかがでしょうか。 高木:大宮は4場所、合計12回出走していますが、全レース1着をとれたので、とても良い印象です。

400mバンクと500mバンクの違い

高木真備さん

バンクの前で500バンクについて解説をする高木さん

——大宮に限らず、500バンクは得意でしたか? 高木:勝率的には得意だったといえますけど……。500は仕掛けどころが難しく、勝ちパターンが2つくらいしか見つけられませんでした。一般的な大きさの400mバンクの方が、いろいろできるなという印象でしたね。 ——やはりバンク大きさによって戦法も変わってきますよね。 高木:そうですね。私の場合は練習で500バンクに入ることはなかったので、指定練習の20分とレースを走りながら戦法を見つけていくしかなく、戦い方のレパートリーが少なかったです。
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大宮競輪場近辺には無料の動物園も!
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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