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競輪場グルメを元ガールズ女王が実食。子供が楽しめる無料動物園も近い大宮競輪場の魅力

 みなさんは「競輪場」と聞いてどのようなイメージを持つでしょうか。近年、ネットでの車券購入数が増加したこともあり、「車券は買ったことあるけど競輪場に行ったことはない」という人も多いでしょう。  ただ実際に競輪場に行ってみると、大迫力のレースを間近で観られるだけでなく、食べ歩きができる美味しいグルメがあったり、子供が楽しめるスペースまであります。あまり知られていないことですが、競輪場は幅広い年代の方が楽しめるスポットなのです。  そんな競輪場の魅力をお伝えするべく、今回は2021年ガールズケイリン賞金女王の元競輪選手、高木真備さんとともに大宮競輪場を紹介していきます。

レース開催中の競輪選手は何を食べるのか

 競輪場内の飲食店でご飯を食べたことがないという高木さんと最初に訪れたのは、競輪解説者の工藤わこさんにオススメされたというラーメン店の「コタン」さん。
高木真備さん

大宮競輪場内にあるラーメン店の「コタン」さん

 ラーメンを待っている間に、競輪選手時代に食べていたレース時の食事について聞いてみました。 ——選手時代、レース開催中の食事はどういったものを食べていましたか? 高木:昼開催のとき、例えば決勝のレースは15時くらいからなので、軽めにおにぎりを1個だけ食べてからウォーミングアップをしていました。予選はだいたい13時頃からなので、レースが終わってから食べていましたね。でも競輪場の食堂は14時半くらいで終了してしまうところが多くて、後片付けをしていたら間に合わないこともあったりして……。バタバタしているときに「女子お昼終わっちゃうよ~」って言いに来てくれる人がいました(笑)。 ——大宮での思い出はありますか? 高木:大宮競輪場の食堂は結構好きでした。お昼はラーメンを食べることが多く、味は日替わりで塩・醤油・味噌があったのを覚えています。

元ガールズケイリン女王が競輪場グルメを実食

 話を聞いていたところにラーメンが到着。高木さんは、お店の方一押しメニューの「チャーシューメン」を注文しました。
ラーメン

高木さんが注文したのはチャーシューメン(税込820円)

高木真備さん——こちらの店は60年以上の歴史があるそうです。お味のほうはいかがですか? 高木:チャーシューが柔らかくて、とっても美味しいです! 誰もに愛される昔懐かしい醤油ラーメンって感じですね!
高木真備さん

「なかなかボリューミーですね!」と話しながら食べる高木さん

 高木さんは普段、あまりお酒は飲まないとのことですが、酒好きの筆者からすると「飲んだ後のシメに堪らない一杯」といえるラーメンでした。以前紹介した京王閣競輪場のグルメと同様に、大宮競輪場も酒好きにとって“最強の酒場スポット”と言っても過言ではありません。
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大宮競輪場無敗の元女王が500バンクを解説
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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