デジタル

ファミコン40周年記念!連射ブームから生まれ、一世を風靡した「連射測定時計」とは?

ハドソンが発売した「連射測定時計」

 そんな連射、高橋名人大ブームの中、ソフトメーカーであるハドソンが発売したのが、「シューティングウォッチ」、通称「シュウォッチ」(1987年)でした。
ファミコン

通称「シュウォッチ」

 シュウォッチは10秒間の連射数値を測ることができるだけでなく、普通のデジタル時計、ストップウオッチ、そして隠し機能であるスロットまでも搭載されていたのです。筆者も当時購入し、夢中になって連射し、名人を超えるのを夢見た記憶があります。  また、このシュウォッチですが、累計で100万個以上を販売していますので、写真を見て、「懐かしい~! あったわ~!」と少年の頃の記憶が蘇っている人も多いのではないでしょうか?

世界にひとつ「外箱付き」のシュウォッチ

 筆者は今から約20年前に、当時のシュウォッチの新品を「外箱」付きで15個程度手に入れる機会がありました。新品未開封、しかも外箱付きを発見した時の興奮と感動は今でも忘れられません。そして、今までずっと大事に保存してきました。  ここで「外箱」と書きましたが、当時1987年に発売されたシュウォッチ、商品の1つひとつは箱に入っておらず、フィルム1枚に説明書梱包という状態で販売されていたのです。これは、同時期に大ブームだったロッテ「ビックリマンチョコ」の売り方を模したものだったと推測しています。 ファミコン ですので、この外箱というのは箱の中のシュウォッチが売れてしまえば廃棄されてしまい、筆者が所有しているものは大袈裟に言いますともう世界にひとつだけだと思っています。
次のページ
川田名人から「譲っていただきたい」
1
2
3
4
ファミ通 編集者→エイベックス→学校の先生数年→新垣結衣さん他、タレントさんのピアノ&歌講師。番組、CMを作る人。昭和レトロ なガチャ『コスモス』アプリ開発中。レトロゲームの話はお任せあれ。育児奮闘中。X(旧Twitter):@sukesankoba note:SUKESAN

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ