恋愛・結婚

「自尊心が傷つき、地獄の日々」38歳女性が略奪愛で手に入れた“夢のセレブ生活”の現実

まずは自分で生きていける力を養って

不倫 けれどいつの間にか周りも落ち着いて、気がついたときには同じ年ぐらいの友人はいなくなっていたのだとか。さすがの翔子さんも、だんだんと自分の状況を把握。「これを機に自分を見つめ直さないと、本当にヤバイ」と一念発起することに。 「Mに頼ったり利用したりしていたことも反省し、謝罪。するとMは私を責めるどころか、『僕のほうこそ、幸せにしてあげられなくてごめん』と逆に謝ってくれました。そしてこれまでのことをさらに深く反省したのですが、どうしてもいっしょに暮らす気にはなれずでした」  離婚して実家へ戻り、自立できるよう職安に通って、まずはパート採用を目指している翔子さん。お金を貯めて資格を取り、いずれは就職しようと考えているそうだが、両親ともに「もう少し早く気づくべきだったね」「いまから就職できるの?」と呆れ顔だという。  逆玉やセレブ婚に憧れを持つことが生きる糧になっているという人もいるかもしれない。けれど、そういった夢が叶わない場合や1人になってしまうこともあるだろう。まずは他人のお金を頼りにせず、自分だけで生きていける力を養ってみてはいかがだろうか。 <TEXT/山内良子>
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意
1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ