環境の変化に戸惑いながらもようやく掴み始めたチャンス。ファンは「60歳まで活動してくれ！」と鼻息が荒いんだとか。 「みんな簡単に言うけど、ちゃんと課金し続けてくれるの？ っていう（笑）。私は無整形ですが、スキンケア代とか美容にはかなり投資しているので、あと10年以上キープするとなると、相当お金がかかると思います。怖いなぁ……」 　最後に今後の展望について聞いてみた。すると、アイドル界の“キングカズ”になりたいという頼もしい言葉が返ってきた。 「セカンドキャリアについて聞かれることも多いんですが、裏方にまわる気は一切なくて。誰かをプロデュースするよりも自分がプレイヤーとしてステージに立ち続けたいんです。サッカーのキングカズさんのように、ずっと現役で頑張る背中を後輩たちに見せたい。ただ、女性ファンにも支持されるようなタレントにも転身できたら理想かな」 　まりえ（42）さんは「おかげさまで現在は新幹線移動をさせてもらっています」と微笑む。彼女が「まりえ（43）」に改名する頃には、さらに大きく飛躍していることだろう——。 ＜取材・文／吉沢さりぃ、撮影／藤井厚年＞
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』（イースト・プレス）、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』（ともに彩図社）などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X（旧Twitter）：@sally_y0720