更新日:2025年04月10日 18:05
エンタメ

『おもしろ荘』出演で仕事は10倍に。話題の“女性筋肉芸人”が語る過去「去年の4月までは、死んだような顔でバイトばかりしていました」

「去年の4月までは、死んだような顔でバイトばかりしていました」 そう語るのは、『ぐるナイ年越しおもしろ荘』に出演したピン芸人のマッスルオペラちゃん(27歳)だ。彼女のネタを簡単に説明すると、オペラをBGMに、鍛えられた筋肉を見せつけながら、フリップで筋肉ネタを披露するというもの。これが大いにウケ、爪痕を残すことに成功。放送以降、芸歴1年目ながら仕事が急増したという。 まさにブレイク待ったなしの状況なわけだが、どのようにして今の芸風にたどり着いたのだろうか。というか、そもそも一体何者なのか……。本人の口からこれまでのキャリアを語ってもらった。
マッスルオペラちゃん

マッスルオペラちゃん

フリーター生活が1年で激変

ーー『おもしろ荘』への出演、反響は大きかったですか? マッスルオペラちゃん:SNSのフォロワーが合計で5000人くらい増えてびっくりしました。ずっとテレビで見てきた方々から「一緒にトレーニングしよう」と声をかけてもらったりして。嬉しいですね。 ーー芸能界に入ったという実感が持てそうですね。 マッスルオペラちゃん:去年の4月まで、死んだような顔でバイトだけをしていて。どうしようもないフリーターだったんですが、環境も精神面も全て変わりましたね。

仕事量は10倍に。街で声をかけられることも

ーーバイトも辞められるくらいお仕事の量も一気に増えたんですか? マッスルオペラちゃん:実家暮らしだったため、家賃がかからないというのは大きかったのですが……。もともと芸人としての仕事はほぼありませんでしたが、10倍くらいになったと思います。テレビへの出演にくわえ、トレーニング系のイベントにお声がけいただけるようになりました。 ーー芸人さんは「顔をさされる」と言いますが、街で声をかけられることも増えましたか? マッスルオペラちゃん:つい3日前に池袋のボーリング場で、人生ではじめて「マッスルオペラちゃんですよね」と顔をさされたんですよ! ーーどんな気持ちでしたか? マッスルオペラちゃん:嬉しいけど、ビビりましたね。「もう悪いことできないな」とか「優先席はもう一生座れないな」とか(笑)。
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Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

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