更新日:2024年07月11日 14:46
恋愛・結婚

砂浜に埋めた彼女に迷い犬が…海水浴でのカップルの仰天体験「かなり人の視線を感じた」

ビーチに響き渡る悲鳴と1匹の犬

「凛子がビールを飲みたいと言うので、1人にするのは少し心配でしたが、ビーチに1軒だけある海の家に買いに行ったんです。すぐに戻ろうと思ったのですが、昼時だからなのか焼きそばのイイ匂いがしたので、それも買うことにしたんです。ちょうど調理中で5分くらい待ちましたかね」  清人さんは彼女のいる場所へ足早に戻ったそうです。その途中、何やら悲鳴らしき声が聞こえてきたと言います。「ギャーっ、やめてー! 清人ー、早くきてー!」。 「びっくりしてすぐに走って行ったんですが、なんとリードを付けていないビーグル犬が凛子の顔の辺りでうろちょろしていたんです。そして次の瞬間、その犬は彼女の顔めがけてオシッコをし始めたんです。僕はとっさに『コラー!!』と叫んだのですが、時既に遅しでした」  清人さんが近くにあったサンダルを投げつけ、ようやくその犬は去っていったといいます。凛子さんは半泣きで放心状態だったそうです。

飼い主が謝罪するも後味の悪い思い出に

ペット 海水浴 騒ぎを聞きつけたのか、しばらくして飼い主らしき男性が清人さんのほうに駆け寄ってきて謝罪したと言います。 「謝られても凛子の顔をオシッコまみれにされ、それにあんな犬を放し飼いにしておくほうもどうかと思いますよ。とにかく飼い主と話す暇もなく、彼女を掘り起こし、海の家のシャワールームへ連れて行きました。人気の少ないビーチとはいえ、かなりの人の視線を感じ、恥ずかしいやら腹立たしいやらで、もう踏んだり蹴ったりでした」  その後、清人さんは駐車場まで凛子さんを連れていき、自分はビーチの後片付けをしたそうです。 「せっかく開拓した僕たちのお気に入りビーチだったのですが、来年はパスでしょうね。というか、海水浴がトラウマになってしまっているかもしれません。残念ですが」  楽しいはずの海水浴が、なんとも後味の悪い思い出になってしまった2人。今回はビーチでのアクシデントでしたが、普段から何事にも油断をせず、もしものことを考えて行動することが良いかもしれませんね。 <TEXT/ベルクちゃん>
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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