ニュース

韓国には「法を守る=弱い人」といった考えがある?G8加入に固執する理由も

「遵法精神」が弱い韓国人

韓国の情景 この「ルールを守る側から、作る側になる」というのは、韓国では他にも各分野で使われるフレーズです。そう、規則を守るのは、「力が無いから」、 または「その規則を作った権力者におもねるため」、韓国社会には、そんな考えが広く、そして深く根付いています。  全員が何かの規則を破ろうとしているわけではありませんが、「守らないと」という認識が弱く、守らないことに対する拒否感がほとんどありません。それが、社会各分野で、物理的にも精神的にも、「線を守らない」という行動で現れるわけです。  さらに頭の痛いことに、韓国では、こういうことを「韓国人に変えられないものはない」「韓国人こそ民主主義に向いている」とし、崇高なものとする主張が説得力を得ています。一時は各メディアからも「遵法精神が弱い」として指摘されましたし、最近も「なぜ規則をもっと重要視しないのか」という問題提起を試みるメディアもあります。でも、大して効果が無く、朴槿恵大統領を「数の暴力」で弾劾させてからは、さらに強くなりました。

官尊民卑から成る考えは左派に強い

「官尊民卑だから規則は権力者だけのものである」。この考えは、保守派もそうですが、特に左派(リベラル派)に強いのが特徴で、これは、左派が負け組だった軍事政権時代(決まった定義はありませんが大まかに盧泰愚政権の1993年まで)、違法的なデモ活動を合理化するためにこのような思想を広げたという分析もあります。  実際、左派は労働組合など市民団体と仲がよく、左派の人が大統領になると、警察さえも市民団体の違法デモにしっかり対応できなくなります。
『韓国人として生まれ、日本人として生きる。』

『韓国人として生まれ、日本人として生きる。』

文/シンシアリー 構成/日刊SPA!編集部
1970年代、韓国生まれ、韓国育ちの生粋の韓国人。歯科医院を休業し、2017年春より日本へ移住。2023年帰化。母から日韓併合時代に学んだ 日本語を教えられ、子供のころから日本の雑誌やアニメで日本語に親しんできた。また、日本の地上波放送のテレビを録画したビデオなどから日本の姿を知り、日本の雑誌や書籍からも、韓国で敵視している日本はどこにも存在しないことを知る。韓国の反日思想への皮肉を綴った「シンシアリーのブログ」は1日10万PV。『韓国人による恥韓論』『韓国人の借金経済』など著書多数
1
2
3
4
韓国人として生まれ、日本人として生きる。

新日本人による日韓比較論

おすすめ記事