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大人気だったケータイ小説作者の今とは!?

現実世界以上に流行り廃りが激しいネットの世界。新たなアイデアを生み出し続ける人、そのまま消え去っていく人とさまざまだ。我々を魅了したネット界のカリスマや有名人たちは今、何をしているのか追跡してみた

女子高生のカリスマ小説家から転落?
◆Yoshi氏

 ’02年、中年男性ながら女子高生のドロドロとした恋愛を綴った『DeepLove』(スターツ出版)が4部作累計250万部(’04年12月時点)を記録。以降、毎年作品を発表し、ケータイ小説のパイオニアとして活躍するも、’07年、田村正和と伊東美咲の主演で映画化された『LAST LOVE』(講談社)以来、活動は途絶えている。

時代の寵児の沈黙の理由を『ケータイ小説的。』(原書房)の著者・速水健朗氏に伺ったところ、「『DeepLove』が売れた勢いで、とっておきの創作『もっと、生きたい…』を発表するも、これがホラーともSFともつかない奇妙な代物で、強気で版元に大部数を刷らせたところ大コケ。30万部以上の不良在庫を抱えました。その後、路線を戻したけれど、さすがに飽きられた。しかも、ケータイ小説は文章がヘタだと言われがちですが、フォロワーである『恋空』の美嘉の方がまだウマい(笑)」のだとか。

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『DeepLove』(スターツ出版)。当時Yoshiは、倖田來未などの作詞も手がけていた

私小説家から恋愛コラムニストへ?
◆アルテイシア氏

 藤原紀香と陣内智則の結婚のきっかけともなった、ドラマ『59番目のプロポーズ』。これは、ミクシィ上で綴られたアルテイシア氏の日記が原作だった。当時、広告代理店に勤めるキャリア女性・アルテイシア氏が、自身に猛アタックしてくる非モテ、通称「59番目」を愛すようになるまでの過程をリアルに綴り、ネットで大人気となった。’05年に出版され、翌年には二人が入籍するまでの続編も出て、さらに冒頭のドラマも放映。

 その後、彼女はどうしているか、ミクシィからメッセージを送るも応答なし。しかし、ブログ『アルテイシアのもろだしな日々』によると、ますます赤裸々な夫婦生活を綴っている。紀香と陣内とは違い、こちらはまだまだお熱いよう。

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続編出版後もケータイサイトで恋愛コラムの連載など精力的に執筆中

― 時代を席巻した[元・ネット有名人]の今【9】 ―

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