恋愛・結婚

「私、彼氏います」今ドキのガールズバー店員の“自由すぎる”価値観に戸惑いの声も。ガールズバーを楽しむための3つのコツ

②ガールズバーのキャストは“素人”とわかったうえで会話する

頬杖をついた女性 前述のようにガールズバーは飲食店である。基本的なオペレーションの流れはあるにせよ、キャバクラのように“プロ”としての接客マニュアルがあったり、入店時に指導を受けたりしていることは少ない。  また、ガールズバーには、もともとはキャバ嬢やホステスだった水商売の経験者が転職して入店することは稀。つまり、キャストの多くは、夜の世界の価値観で言えば、“素人”なのである。そのため、彼女たちのプライベートな会話が出てくるのも当然。  もちろん、キャバクラやクラブ、スナックなどでプロの接客に慣れてしまうと、今時の若者がカジュアルに働くガールズバーの雰囲気は「苦手になってしまった」という人もいるだろう。  しかし水商売的な雰囲気がない普通の女の子との会話を楽しむことこそ、ガールズバーの醍醐味なのだ。素人とわかったうえで接するのが、おとなの余裕ともいえる。

③Z世代の生態を面白く捉える

 メディアで頻繁に取り上げられるZ世代に対して、中年男性の中には、あまりの価値観の違いから、まるで新人類のように感じる人も多いだろう。  ガールズバーという場で出会う女性は、ふだん会社で接している20代社員の雰囲気ともぜんぜん異なるはずだ。突拍子もない言動に、ときには「非常識!」と思ってしまうこともあるだろうが、彼女たちにとっては「当たり前」なのである。  それならば最初から、日常生活においてあまり交流のないZ世代の価値観を面白く捉え、楽しみに行けばいいのだ。ガールズバーにはガールズバーの良さがある。彼女たちと柔軟に接しているうちに、きっと新しい発見があるはず。 <取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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