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「予兆なく会社から姿を消す」「就業中にTikTok動画を撮影」…モンスター社員への対処法を専門家が伝授

就業中にTikTokの動画を撮影!?

続いては、就業中に業務外の動画を撮影し、みんなを驚かせるTikTokモンスター。就業規則に書かれていなければ、その行為を咎めることはできないものの、業務としての発信でない限りは、「明確なコンプライアンス違反」と指摘するのは働き方評論家の常見陽平氏。 「就業規則に書かれていないため咎めることはできないが、心象的な問題がある。『SNSで炎上した人とやってること一緒だよ』という指摘が一番効果的」 いくら注意を払って投稿していたとしても、何がきっかけで情報が流出してしまうか分からない時代。炎上の怖さを知っているZ世代だからこそ、自身の行為の危険性について気付いてもらうことが撃退への一番の近道となりそうだ。

●TikTokモンスター社員の特徴

頑張ってる私を見て 最恐[モンスター社員]図鑑【弁護士 日比野 大氏】 弁護士法人mamori代表。登録者7万5000人以上のYouTubeチャンネル「弁護士ビーノ」を持ち、法律に関する問題を発信している
最恐[モンスター社員]図鑑

日比野大氏

【働き方評論家 常見陽平氏】 労働社会学者。千葉商科大学准教授。リクルート、バンダイなどを経て現職。『社畜上等! 会社で楽しく生きるには』(晶文社)ほか、著書多数
最恐[モンスター社員]図鑑

常見陽平氏

取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/さとうみゆき
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