更新日:2023年10月09日 09:47
仕事

「誤発注した備品を持ち帰り証拠隠滅」上司の目が点になった“失敗をおそれる自己保身社員”が職場で大暴れ

自己中心的な振る舞いで会社に迷惑をかける、効率重視に周囲を巻き込むetc. ――若手世代に潜むモンスター社員により、職場の社員全員が大迷惑を被るはめに……。彼らの特徴を分類するとともに、専門家たちにその撃退法を聞いた!

謝罪は格好悪いと思うがゆえにトラブルに…

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※写真はイメージ

「備品を誤って発注。上司の判断で部署内でシェアすることになったのに、謝りたくないからか、全部自分で持ち帰り証拠隠滅。上司も目が点に」(メーカー・43歳)と、周囲に迷惑をかけるミスでも、それを受け入れられない、自己保身モンスター。精神科医の春日武彦氏は言う。 「他人の過去の投稿を自分のオリジナルのツイートとして投稿。そのパクり行為を指摘されたら、すぐにアカウントを消去して雲隠れを図るのもこのタイプ。褒められて育ち、人生も順調だった故に引っ込みがつかず、謝罪は格好悪いと周囲の目を気にするあまり、トラブルの隠蔽工作に走ります」

強硬手段は相手の攻撃力を高めかねない!

しかし、「謝罪の強要はパワハラに該当」と弁護士の日比野大氏が指摘するように、証拠を突きつけるような強硬手段は相手の攻撃力を高めかねず悪手だ。
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「失敗=悪」という価値観を壊す
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