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東大生が断言「行列店ではないラーメン屋の味をどう評価するか?」で“地頭の良し悪し”がわかる

きちんと自分の頭で思考して生きている人は…

中華そば そういった要因に惑わされず、しっかりと自分の判断軸による理由を説明したうえで「ここは美味しかった」「ここはそうでもなかった」と言える人は、頭がいい可能性が極めて高い。いったい、なぜか?  それは、“常日頃から自分の頭で思考して生きている”ということにほかなりません。  一方で、自分では“美味しい……かも?”と思いながらも“誰かが「まずい」と言っているから”という事前情報に囚われて、「そうでもなかった」と認知をねじ曲げて言ってしまうのは、他人をあてにして、“自分の頭では思考していない”ということなんです。

日常のささいな場面でも「自分の頭で考える」

 もしかすると、「たかがラーメンの話じゃん。大げさな」と感じるかもしれません。しかし人間は、日常の些細な部分に、人生を通してのスタンスが滲み出てくるものです。  たとえば、常に部屋が片付いている人は、旅行や仕事でも事前に計画を立てて、下調べや調査も欠かさない。時間にルーズで待ち合わせに遅刻するような人は、仕事でもタスクを放り投げて、後回しにしてしまうタイプが多い。  要するに、たかがラーメンでも自分の頭で良し悪しが判断できないような人が、もっと大事な局面において自分の頭で考えられるはずがありません。  基本的に他人任せなので、誰かの言ったことや、ネットに書いてある情報に従うしかできないはずです。  ラーメンのような日常のささいなことからでもいいので「他人の評価や情報をあてにせず、自分の頭で考えてみる」ということを習慣づけてみるようにしましょう。  ちいさなことの繰り返しによって、徐々に人生全体を通して「自分の頭で考えて行動できる人間」に近づけるはずです。 <文/鶴山英樹>
東京大学経済学部卒業。大学2年時よりWebマーケティング分野でビジネスを開始し、そのまま売上を伸ばして法人化。現在は、主に集客や顧客単価向上などの施策全般を受託する。何より「自由であること」を大切にしており、社員は自分1人のみで、その他の業務は外注。趣味・特技は格闘技、コスプレ、折り紙、ルービックキューブ、ゲームなど。X(旧Twitter):@mr04todai2020、Instagram:@mr04todai2020
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