「“キラキラしている仕事”は給料が割安」現役東大生が就職活動せずに独立の道を選んだ理由
皆さん、こんにちは。東京大学経済学部に通いながらWebマーケティング会社を経営する鶴山英樹と申します。
まずはアルバイトに関して、身近なところでわかりやすく“スタバ店員”を例に取り上げて考えてみましょう。なんとなくオシャレなイメージがありますよね。「スタバでバイトしています」と言ったときの周りの反応はかなり良いと思われます。キラキラした仕事の筆頭です。
そんなスタバのバイトの時給に注目すると、東京都内だとほとんどの店舗が日中は「1190円以上」と記載されています(※2023年10月現在)。
一方で、たとえばパチンコ店のバイトはどうでしょうか。店内は爆音が流れていて騒がしいですし、真逆のイメージかもしれません。スタバのような「キラキラ感」は薄いですよね。しかし時給を調べてみると、都内ではおおむね1300円~1800円程度の高めの金額が並びます。
パチンコ店の時給と比べると、スタバは安めの基本設定ですが、そこでバイトしている人たちは当然、自分の意思で選んで働いているわけです。
キラキラしている=多くの人たちにとって“やりたい仕事”と言い換えられますが、だからこそ、特別高い給料を提示しなくても応募に人が集まります。ゆえに給料が割安にとどまっているのです。
もちろん、キラキラしたくてスタバで働いているわけではない人も多いでしょうが、傾向としては、多くの人がやりたいと思う仕事は給料が安くなり、人があまりやりたがらない仕事は給料が高くなる。これを踏まえたうえで「自分がなにを優先したいのか」をよく考えてから仕事を選択しましょう。
「スタバのコーヒーや接客・ホスピタリティが好きだから」という人は、そのままスタバで働くべきです。
ただし、「とくにこだわりはないけど、とりあえずバイトをやらなきゃ」って感じの人は、時給が高い仕事を選んだほうが良いでしょう。
この傾向は、なにもバイトに限った話ではありません。皆さんは、どちらが稼いでいると思いますか?
・キラキラしている会社のエリートサラリーマン
・誰も社名を知らないような中小企業の社長
ちなみに私は早々にエリートサラリーマンの道を捨て、大学2年時に起業を選びました。
私は現役の学生として、社会人として、その両面から世の中を見ておりますが、あることに気がつきました。それは、“キラキラしている仕事は給料が安い傾向にある”ということです。どういうことなのか解説していきます。
スタバとパチンコ店員のアルバイト、時給が高いのは…
「自分が何を優先したいのか」を考えて仕事を選択する
東京大学経済学部卒業。大学2年時よりWebマーケティング分野でビジネスを開始し、そのまま売上を伸ばして法人化。現在は、主に集客や顧客単価向上などの施策全般を受託する。何より「自由であること」を大切にしており、社員は自分1人のみで、その他の業務は外注。趣味・特技は格闘技、コスプレ、折り紙、ルービックキューブ、ゲームなど。X(旧Twitter):@mr04todai2020、Instagram:@mr04todai2020
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