東大生が断言「猫に学ぶべき」人間社会を生き抜くための2つの行動
皆さん、こんにちは。東京大学経済学部に通いながらWebマーケティング会社を経営する鶴山英樹と申します。
猫の生き方で特に参考にしたいのが以下の2点です。
①転位行動
②大変な思いをせずに手に入ったエサでも嬉しく感じること
まず1つ目の「転位行動」について簡単に説明すると、猫は狩りの失敗など、思うようにいかないことがあってイライラしても「爪とぎ」や「毛づくろい」をすることで、一瞬で気持ちを切り替えるというスキルを持っています。これを猫の転移行動といいます。
実際に我が家の猫たちも行きたい場所にジャンプで届かなかったときや、猫じゃらしを上手く掴めなかったときなどはおもむろにガリガリと爪とぎをしています。
なぜ猫が転位行動という性質を持っているのかといえば、自然界では猫の狩りの成功確率は10%程度しかないそうです。10回中9回くらいは平気で失敗するので、そのたびに毎回「あー、イライラする!」「うわー、悔しい」「もうダメだ」とか気持ちに振り回されてクヨクヨしていると、どんどん狩りの“やる気”がなくなって、そのまま餓死に至ってしまうからと言われています。
これは、現代社会に生きる我々も狩りを「仕事」などに置き換えて、ぜひ見習いたいですね。
会社員ならば、何らかのミスで上司や取引先から怒られることもあるかもしれません。また、学生たちもSNSにおいて、よく知らない人からの心ない言葉に傷付くこともあるでしょう。
ただ、それを何日も引きずるよりかは、自分なりの「転移行動」を決めるといいですね。たとえば、美味しいご飯を食べに行く、サウナに入る、運動をするなど、スパッと気持ちを切り替えてしまいましょう。
今年3月21日に発表された「世界幸福度報告書」(2023年版)によれば、日本の幸福度は調査が実施された137か国中47位でした(ちなみに1位はフィンランド、137位はアフガニスタン)。日本の国内総生産(GDP)が世界3位で治安も良いことを考えると、そのわりに幸福度は低いと言わざるをえないでしょう。
ただ、なかなか給料も上がらないなかで物価が高騰。石川啄木の短歌「働けど働けどなお我が暮らし…」ではありませんが、苦しい生活が続いているかもしれません。そんなとき、自由気ままに暮らす猫の姿を見て「羨ましいなあ」なんて考えたことが一度はあるはず。
じつは猫の行動には、本当に我々が学ぶべき生き方のヒントが隠されているんです。そこで今回は「猫から学ぶ令和サバイバル術」をテーマに解説したいと思います。
嫌なことがあっても一瞬で気持ちを切り替える「転移行動」
失敗のたびに落ち込んでいたら…
東京大学経済学部卒業。大学2年時よりWebマーケティング分野でビジネスを開始し、そのまま売上を伸ばして法人化。現在は、主に集客や顧客単価向上などの施策全般を受託する。何より「自由であること」を大切にしており、社員は自分1人のみで、その他の業務は外注。趣味・特技は格闘技、コスプレ、折り紙、ルービックキューブ、ゲームなど。X(旧Twitter):@mr04todai2020、Instagram:@mr04todai2020
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