更新日:2024年07月18日 15:21
仕事

「タイパが悪すぎる」上司のやり方に納得できない新入社員が入社半年で退職。嫌な予感が的中し…

有名大学出身の同期にライバル心を燃やしていたが…

夜の街を眺めるビジネスマン 大手ハウスメーカーに勤務する田中とおるさん(仮名・20代)は、賃貸住宅の建築営業をしている。そこで出会った同期Aが「タイパが悪い」という理由で、入社半年で退職した。 「努力次第でインセンティブとしてわかりやすく給与に反映されることに魅力を感じ、トップセールスを夢見て入社しました。ただ、新入社員のなかには、理想と現実のギャップで退職していく人も多くいました」  Aは誰とでも打ち解けられるタイプで、田中さんは嫉妬も含めて「負けたくはない」と思っていた。しかし、入社後の研修が進むにつれて、Aへの印象は大きく変化したそうだ。

「非効率で無駄な業務だ!」と上司とけんか

「1ヵ月が経った頃、Aはキレやすくプライドが高すぎて、まわりとうまくいかないということがわかってきました。たとえば、Aが確保している席とは知らずに他の人が着席しただけで怒鳴ったり、同期でスポーツを楽しんでいたときにミスをした仲間に暴力を振るったり……。どうやら、自分の理想通りにいかないと納得しない性格だったようです」  嫌な予感がありつつも3ヵ月の研修期間が終わり、半年が経とうかという頃に同期から田中さんに連絡があった。その内容は「Aが会社を辞めた」というものだった。 「辞めた理由が『飛び込み営業や新規顧客を開拓するという業務が、非効率で無駄だから』でした。そのことを当時の上司に伝え、暴れまわった挙句に辞めたと聞きました」
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新入社員の言い分にも一理あるが…
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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