AKB48・大西桃香「東京で私は大人になった」、5年ぶりの写真集を通じて伝えたいこと
AKB48・大西桃香の2nd写真集「大西桃香写真集 桃の眺め方」(光文社)が26歳の誕生日である9月20日に発売される。
’14年、AKB48・チーム8の奈良県代表メンバーとしてデビュー。’16年からは「SHOWROOM」で朝5時半から毎日配信を行い、「朝5時半の女」の異名で注目を集めてきた大西。AKB48の選抜メンバーとして活躍する一方、近年は舞台や映画などに出演し存在感を放っている。
本作は上京して一人暮らしをする女性の「日常」がテーマ。東京・吉祥寺の街角、動物園、ゲームセンター、レトロなアパート、シティーホテル、西伊豆の温泉宿などで撮影を行い、リアルなシチュエーションで大人びた一面を披露している、また、水着姿やランジェリー姿など大胆な美肌カットにも挑戦している。
5年ぶりとなる写真集について、ロケ中のエピソードはもちろん、前作との比較やこの5年間での心境の変化などを赤裸々に語ってもらった。
――2nd写真集「桃の眺め方」の発売おめでとうございます! まずは発売が決まった時の心境を教えてください。
大西桃香(以下、大西):AKB48の現役メンバーで写真集を2冊出せるメンバーって最近はいないので、2冊目って聞いたときに「このお仕事は自分宛で合ってるのかな?」という印象でした。決まったときはすごく嬉しかったですし、前作から数えたこの5年間の活動の成果を出せたと思えたんです。だからこそ、1st写真集とは全然違う写真集を出したいという思いも持ちました。
――写真集のコンセプトはご自身の中で既にありましたか?
大西:そうですね、この5年間で奈良から上京してきて、一人暮らしを始めたんです。事務所に入ってからはAKB48以外のお仕事をたくさんさせてもらえるようになって、すごくいろいろな経験をさせていただきました。その中で嬉しさや楽しさはもちろん、苦しさや葛藤もあって……。それを経験した上でのこの5年間の成長を、アイドルという一面だけじゃなくて、『今』の大西桃香を見てもらえるような写真集になればという思いがありました。
――ちなみに、奈良から上京してきて東京でびっくりしたことや、一人暮らしを始めて大変だったことはありますか?
大西:割と一人でいるのは好きなタイプなので。上京する前も一人で東京まで来ていたし、一人暮らしに対して抵抗はなかったです。びっくりしたことで言えば、東京の中華屋さんに餃子のタレが置いてなくて。東京だと自分で作るじゃないですか? 奈良には餃子のタレが置いてあるので、無かったことに戸惑ったことを覚えています。
それから東京駅に初めて来たときは、食べ物屋さんがいっぱいあって、人もたくさんいて、さっさと歩いていて。言い方が合っているのか分からないのですが、生き急いでいるというか、奈良にはない光景だったので印象的でした。最初は憧れましたが、みんな一人なのかなって感じることもありましたね。
――撮影が始まるまでに準備されてきたことはありますか?
大西:1st写真集のときもそうだったのですが、あまり肉付きが良くない体をしているので、ちょっとでも女性らしい丸みのある体にしたいと思っていたので、撮影前はめちゃめちゃご飯を食べました。チーズとかカロリーの高いものをいっぱい摂ってから撮影に挑みました。今回撮影が4日間あって、3月に撮影したものと、5月に撮影したものがあるんですけど、3月の東京での撮影は良かったのですが、空いている期間にAKB48のコンサートとかいろいろあって、5月の西伊豆での撮影ではちょっと痩せちゃってます。全体を通してみたら体型は違うと思います。
――全然違和感を感じないですよ。写真集では25歳の等身大の姿が表現されていると伺いました。
大西:レトロなお家で撮影させてもらったんですけど、自分でゲーム機を持って行ったり、自分の携帯電話を小道具に使って、実際の休日の過ごし方で撮影したので、ここが一番素の状態です。全編を通してありのままの姿を出したつもりなので、普段の日常が出ていると思います。
「『今』の大西桃香を見てほしい」
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