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AKB48・大西桃香「東京で私は大人になった」、5年ぶりの写真集を通じて伝えたいこと

「AKB48を引っ張っていく人」の“支え”になりたい

大西桃香――さて、この数か月間でチーム8の活動休止や、チーム制の休止などが発表されたAKB48ですが、10月からは新体制を迎えます。大西さんはどんなポジションを目指していきたいですか? 大西:今は選抜メンバーという立場に置いていただいています。私が選抜メンバーじゃなかったときに、選抜メンバーの方々がキラキラして見えたんです。私的にはキラキラした人たちに声をかけてもらえるとすごく嬉しくなったり、モチベーションになっていたので、今、同じように思っている子がいるかどうかは分かりませんが、AKB48を引っ張っていく人を支える方が向いているので、みんなを下から支えられる人間になれればいいなと思っています。 ――縁の下で支えながら寄り添うイメージですね。 自分の意識としてはそうですが、メンバーから見たら憧れてもらえるような人間になりたいと思っているので、絶妙な立ち位置かもしれませんが、そんな風になりたいなと思っています。 ――大西さんは舞台でもご活躍されていますが、今後の方向性や野望はありますか? 大西:こんなこと言ったらおこがましいと思うのですが、私は本当に演技に向いていないと思っていて……。でも、観に来てくださった方や、関係者の方々からすごく素敵な評価をいただいたのですが、まだ自分の演技に自信を持ててなくて、野望なんて遠い存在ではあるんですけど、女優さんになりたいかって言われるとそうではないです。今はAKB48が楽しいからこの世界でやっていけています。舞台をやってるからこそ分かるAKB48の良さもあるので、舞台の仕事を終えてAKB48の仕事に帰ってきたときの安心感だったり、楽しさを感じることができている。今は俳優の皆さまの中に混ぜさせていただいているという感覚なので、あてていただいた役を一生懸命頑張っている感じです。 ――ありがとうございます。それでは最後にファンの方へメッセージをお願いします。 大西:この写真集は予約注文をベースにしているので、店頭にずらりと並ぶことはあまりないですし、石灰石を使った紙を使用していてとてもエコな作りになっています(※)。店頭でパッと見て「この子カワイイ!」という発見の機会は少ないと思いますが、私自身思い入れのある写真集になっているので、私のことを知ってる方も、知らない方にもたくさん見てほしい。私は普段から自信が持てない人間ですが、この写真集は自信を持って皆様に見てほしいと言える写真集になっています。写真集を見てアイドルとして、芸能人としてというよりかは、一人の人間としてこの写真集を見てほしい。楽しみにしている方はぜひ楽しみに待っていてほしいですし、よかったらお友達にも教えていただけたら嬉しいなって思います。 大西桃香(※)本作は写真集では初めて石灰石由来の新素材「LIMEX(ライメックス)」を採用。「LIMEX」は紙やプラスティックに比べ環境負荷が少なく、さらにリサイクルも可能な新素材として注目されており、また、通常の紙と比べて耐水性・耐久性に富み、さらに高品質な印刷にも対応することから、映画パンフレットや高級車のカタログ等にも採用されている。本作ではカバー、表紙本文に「LIMEX」を使用している。 また、@Loppi・HMV 及びSHOWROOM配信での予約注文をベースにして生産数を決め、ロスの発生しない製造工程を取ることで、製造工程で発生するヤレについても廃棄せずにマテリアルリサイクルを目指していく。 <取材・文・撮影/安藤龍之介>
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