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知らないと損する「海外旅行チケット」手配のコツ。旅行代理店の利用は得か損か

エアラインから比較したい時は?

 スマホアプリで検索できる比較サイト「スカイスキャナー」と「トラベルコ」などで下調べをするのだ。ここで、目的地までの経路で直行、1経由、2経由など選択し、安い順であるとか、所要時間短い順など自分の好みのエアラインを選ぶ。  通常は「提供会社を選択」のボタンで航空券を購入できる複数の旅行代理店の中から選ぶのだが、明示されるエアラインの公式サイトに行って予約するという方法がある。アプリなどで表記される複数の代理店で予約する場合には、5点満点の星評価を参考にすることもできる。  海外の聞いたことのない会社で予約するのは英語力があったとしても避けたほうが無難だ。

もっと手軽に比較したい場合は

海外 旅行 初心者向けの個人で手配する形態の旅行の中では「OTA(オンライントラベルエージェント)」の利用比率が高まっている。OTAとは店舗を持たない旅行代理店で、手元のPCやスマホで簡単に手配が完結できるスタイルを取っており、利便性が評価されているのだ。国内では「楽天トラベル」や「じゃらん」、海外だと「Expedia(エクスペディア)」、今話題の「Booking.com(ブッキングドットコム)」などがある。  各社に共通するメリットは、まずは多くのエアラインやホテルの中から自分に合った選択ができることだろう。それに加え、 1.ポイントがたまる。 2.割引クーポンの発行がある。 3.定期的なセールがある。 4.コールセンターに加え、24時間対応の問い合わせ窓口がある。 5.航空券とホテルが同時に手配でき、セット割がある。  などとなる。今回、日本を代表するOTA2社にそれぞれの特徴を聞いてみた。
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日本を代表するOTA2社を直撃
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航空会社勤務歴を活かし、雑誌やWEBメディアで航空や旅に関する連載コラムを執筆する航空ジャーナリスト。YouTube チャンネル「そらオヤジ組」のほか、ブログ「Avian Wing」も更新中。大阪府出身で航空ジャーナリスト協会に所属する。Facebook avian.wing instagram@kitajimaavianwing

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