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知らないと損する「海外旅行チケット」手配のコツ。旅行代理店の利用は得か損か

オールマイティではないが欠航時も

 OTAで予約を取ると、エアラインの座席指定や各種オプションが手配できないなどと思っているかもしれない。確かに、OTAでの予約はエアラインのGDS(予約システム)との相性で、個別に発行された予約番号がエアラインのホームページやアプリで読み込めない場合がある。  しかし、この時、あらかじめOTAに搭乗するエアラインの予約番号を聞くと教えてもらえることが多い。これでエアラインのホームページの予約検索から各種手配ができる。また、メールアドレスを登録すると、欠航や遅延の有事の際に、エアラインから直接メールで知らせが来る。  ただし、エアラインのホームページ上で「この予約は旅行会社にて作成されたため、一部ご利用頂けない機能がございます」と言う表示が出る場合もあるので、オールマイティではない場合があることは覚えておこう

「国内でいいや」と思う人こそ…

飛行機 3年半もの間、海外旅行に出掛けなかった人がほとんどだろう。なかには手配が億劫になって「国内でいいや」と思う人もいるかもしれない。  それでも、ネット上での手配はやってみると案外「こんなものか」と思える場合が多い。円安が続き、燃油サーチャージも高止まりの今だけれど、思い立った時に動いてみると、海外で新たな感性が磨かれることになると思う。 <TEXT/北島幸司>
航空会社勤務歴を活かし、雑誌やWEBメディアで航空や旅に関する連載コラムを執筆する航空ジャーナリスト。YouTube チャンネル「そらオヤジ組」のほか、ブログ「Avian Wing」も更新中。大阪府出身で航空ジャーナリスト協会に所属する。Facebook avian.wing instagram@kitajimaavianwing
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