更新日:2024年03月22日 16:02
恋愛・結婚

「請求書などは一切見ずに捨てていた」世帯年収4500万円のセレブ夫婦、豪遊が招いた最悪の末路

支払えなければ連帯責任!?「ペアローン」のリスク

[年収1500万円超パワーカップル世帯]は地獄だった!

※画像はイメージです

 住宅価格が上がっている昨今、パワーカップルの間で人気となっているペアローン。だが、リスクも大きい。ランドネットの松木和紀氏はこのように話す。 「ローンを組んだ後に、片方が産休・育休に入ることで銀行が見込んでいた返済額収入が続かず、返済が困難になるケースも見受けられます」  夫婦それぞれの口座から支払う方式がひそかな曲者だという。 「借入額が半分ずつ、または一定の比率でそれぞれの口座から引き落とされますが、片方がきちんと返済していても片方が滞っていると連帯責任となり、最悪の場合はご夫婦で買った家が差し押さえられてしまうこともあります」

ペアローン、離婚時はどうなる?組む際に気を付けるべきこと

[年収1500万円超パワーカップル世帯]は地獄だった! そして離婚時は名義人に全ての返済義務が生じる。なかなか難易度が高いペアローンだが、それでも組む際に注意しておくべきこととは? 「無理のない返済計画です。マンションならば修繕積立金が10〜15年後に上がり、毎月の返済額に上乗せされることを想定するなど、先を見込んだ借り入れが重要です」
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松木和紀氏

【ランドネット・松木和紀氏】 新築・中古区分マンションの仕入れと販売を経験したのち、住宅ローンを扱う銀行代理店を経て不動産会社の立場から住宅ローンの融資のあっせん業務を行う。 <取材・文・撮影/和場まさみ 大貫未来(清談社)川口友万 根本直樹 安宿緑 写真/PIXTA>
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