“世帯年収2400万円”のセレブ夫婦が険悪に…衝突した「意外なきっかけ」
「パワーカップル」とは高収入の共働き夫婦を指し、世帯収入の定義は700万〜1000万円以上とも言われる(ニッセイ総合研究所、三菱総合研究所)。なかでも特に収入の高い世帯はトラブルが多かった!?
佐藤さん夫妻のケース【世帯年収2,400万円[夫:1,500万円・妻:900万円]】
東大卒で経営者の夫・佐藤隆さん(仮名・47歳)、IT技術職の寛子さん(同・38歳)夫妻。
’15年に結婚する前は隆さんの年収は約700万円だったが、近年、会社の業績が上がり年収が倍以上になったことで、家計のすべて(月約55万円)を隆さんが負担している。
「そもそも結婚時に貯蓄と子の教育費は妻、家賃と光熱費は私、その他は折半と決めていたのと、コロナ禍もあり自分の貯蓄がそれほどありませんでした。そこにきて妻が『売り上げが増えたんだから』とすべて被せてきたので前より貧乏になってしまいました。可処分所得としては300万円くらいしか増えていないのですから」
これに対し、寛子さんが反論する。
「夫はとにかくガジェット好きで、月に100万円ほど使うこともあるんです。Appleの新製品が出ると全部買うし、iPhoneも毎年買ってはすぐ使わなくなるし、Apple Watchは数十個、iPadは4台もある。30万円以上する仕事用のVRゴーグルも買っているし、先日は40万円するMacBookを買ったんです。結婚するときも『結婚指輪を買うくらいならPCを買いたい』と言って、指輪を買わなかったんです」
隆さんも負けじと応酬する。
「妻が4歳の娘に5つも6つも習い事をさせていて、娘が可哀想なんです。私は頭の良さや才能は遺伝だと思っていますが、残念ながら娘から光るものを感じないので…」
これだけ贅沢しておいて…と庶民感覚からすると思うが、佐藤夫妻の間には終始、険悪なムードが漂い、地獄感は満載だ。
高収入なのに険悪すぎる二人。問題はどこに?
夫のApple Watchは数十個…妻の反論
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