仕事中に感じるストレスの正体。溜めこむと負のループに
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12月は一年の締めくくり。忘年会などイベントも多く、
来年に仕事を持ち越せないといった余裕のなさ、そして「
あー、あれもやらなきゃ…」というプレッシャーもあり、日々の業務で生じる小さなイライラや、なんだかモヤモヤして集中できないなど、よりストレスを感じる時期でもある。
では、会社員の多くが
「仕事中に感じるストレス」の正体とは何か? 30〜40代会社員200人を対象にしたアンケート結果は以下のとおり(アンケート調査方法:リサーチプラスモニター 30〜49歳会社員200人を対象。男性117人、女性83人。調査日時:12月7日)。
Q 仕事中にストレスを感じる瞬間は?(複数回答)
1位 仕事の終わりが見通せない 63人
2位 ネット環境やPCの調子が悪い 44人
3位 肩こりや腰痛など、体の調子が悪い 40人
4位 上司に高圧的な言い方をされた 37人
5位 集中できずに時間だけが過ぎていた 31人
6位 仕事相手と連絡がつかない、返事が遅い 27人
7位 同僚が暇そうだと感じたとき 26人
8位 新しい業務、アイデアを求められる 24人
9位 ミスが多いことで焦る 24人
10位 精算、伝票処理など雑務に追われる 23人
集中して仕事に取り組まなければならない状況で、バタバタと足をもがいても仕事が進まず、それなのにタスクは積み重なり「あれもこれもやらなきゃ」と頭をかきむしりたくなる衝動に突き動かされるーーそんな現代の会社員たちの焦燥が伝わってくるような結果となった。9位にランクインした
「ミスが多いことで焦る」(24人)など、自分への不甲斐なさにイラ立つのはもちろん、
6位「仕事相手と連絡がつかない、返事が遅い」(27人)、
2位「ネット環境、PCの調子が悪い」(44人)など、自分ではどうにも対処できない状況にこそ、強いストレスを感じる人たちが多いことがわかる。また、
7位「同僚が暇そうだと感じたとき」(26人)、
4位「上司に高圧的な言い方をされた」(37人)など、職場の人間関係がストレスのもとになるなど、発生パターンはさまざまだ。
日々の仕事で感じる小さなイライラやモヤモヤが積み重なっていくことで業務が滞った挙げ句、
1位「仕事の終わりが見通せない」(63人)に繋がるといった“負のループ”に陥った経験は誰もが身に覚えのあることだろう。つまり、そんな負のループに陥らないためには
ストレスをなるべく感じないようにする事前準備が必要となるわけだ。
「最近ではPC上で大半の業務が完結するリモートワークが増えた方も多いと思います。ただ、
長時間PCの画面を見ながら同じ姿勢で作業を続けるデスクワークはしんどいし、ストレスを溜めこみやすいもの。ストレスで集中力が続かないなど、日々の業務に支障をきたす前にGABA(ギャバ)成分を摂ることで、ストレスの低減が期待できます」
そう語るのは、GABA成分の機能にいち早く目をつけ、商品化に向けた研究開発を続けてきた
江崎グリコ商品開発部の松川広輝氏。
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GABA成分に詳しい江崎グリコ商品開発部の松川広輝氏
ストレスを低減させるGABA成分とは?
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仕事中に運動したり気分転換する余裕がないことは、忙しさを感じるときには当たり前の話。
摂取するだけで手軽にストレスの低減を期待できるのであれば、もってこいといえるが、そもそもGABA成分とは何か?
「GABA成分(γ₋アミノ酪酸)はカカオやトマトなど、
天然の食材に多く含まれるアミノ酸の一種で、普段から体の中で作られる成分です。GABA成分摂取後の脳波を測定すると、
リラックスしたときに現れるα波が多く出現。同時に緊張時に現れるβ波は抑えられ、ストレスを低減することが確認されています」
実証実験では、高所恐怖症の男女を「事前にGABA成分を摂取したグループ」と「摂取してないグループ」に分け高さ54mの吊り橋を渡ってもらい、それぞれのストレスマーカーを計測したところ、
摂取グループはストレスによる神経の高ぶりを抑えられることもわかったという。
「仕事、特にデスクワークに置き換えると、
一般的に仕事が忙しく集中しているときは吊り橋を渡っているときと同様に交感神経が優位になっており、
リラックスとは逆の状態となっています。そんな集中している状態が長く続くと、ストレス過多な状態に陥り結果として疲れてしまい、休息しないとパフォーマンスが落ちます。集中力を司る脳の前頭前野は、心理的安全性が保たれている時にはよく機能しますが、
ストレスなどを抱えるとその働きは低下します。機能低下すると思考が停滞し、
集中力や感情のコントロールが効かない状態が起こります」
ストレスを抱えたまま作業していても集中できずに仕事が遅れ、それが新たなストレスを生むーーそんな悪循環に陥ることのないよう、日ごろのGABA成分の摂取が大切というわけだ。
「GABA成分の摂取後、
30分〜2時間ぐらいの状態がストレスの低減機能として効果があると言われています。プレゼンや会議の前など、特にストレスのかかる前の摂取はもちろん、
習慣的に補っていくことで、日々の業務の中で起きる突発的なストレスを低減できることを期待しています」
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ストレス低減を期待するためには習慣的なGABA成分の摂取がオススメ、と松川氏
GABA成分は、ストレス過多な“現代人の相棒”だった
2003年頃からGABA成分に注目し、研究・商品開発を進めてきた
江崎グリコはGABA成分のリーディングカンパニーだ。ストレス低減のほか、
睡眠の質の向上、筋肉維持・増量、認知機能の維持など、GABA成分が持つさまざまな健康機能を広める活動を行なっている。その一つが「
GABA成分ラボ」だ。
「GABA成分の実力を広めることで、
生活者全体の生活と仕事の質の向上を目指しています。同じ1時間の仕事でも、100%の力で1時間集中できるのと、睡眠の質の悪さとストレスを抱えた状態で30%の力でしか働けないのでは、
社会全体の生産性も大きく変わってきますので、人々の毎日を前向きにできる社会の形成に尽力していきたいと考えています」
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「GABA成分ラボ」ではストレスだけではなく、睡眠や認知機能、血圧などさまざまな健康問題とGABA成分に関する実証実験を紹介中
トップアスリートのパフォーマンス向上にも用いられているGABA成分を、積極的に活用していこう。
<提供/江崎グリコ>