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シングルマザーの38歳グラドルが「パパがいたらなぁ」と感じる瞬間5選

 7月末に未婚のまま出産し、シングルマザーとなったド底辺グラドル兼ライターの筆者(吉沢さりぃ)。“シングルで子どもを育てよう!”と決意したことに後悔はまったくないが、それでも「パパがいたらなぁ」と感じる場面は多々ある。今回は、そう強く感じる瞬間についてお話したい。

①収入「私が倒れたら吉沢家は終わる」

パパと息子

※写真はイメージです。以下同

 やはりなんといっても「収入」でしょう。収入。子育てはきれいごとを抜きにして、お金があればあるだけ良い気がする。「旦那がいたってワンオペだよ〜」というコメントは本当によく聞くが、ワンオペだっていいじゃないか。大人1人分の収入があるのはぜんぜん違う。  自分の好きで選択しているワケだが、フリーランスなので「私が倒れたら吉沢家は終わる」というプレッシャーを感じて生きている。  これが月収20万円でも稼ぐパパがいたら「まぁ、今月は少し仕事をサボっても大丈夫だな」とか、気持ちが安定するような気が。  でもたまに、収入はあるけど借金がエグいとか、収入はあるけど自分のお小遣いゼロとか、旦那はエリートなのに育休中の自分と生活費は折半など、理解し難い環境にいるママもいるので、旦那がいる=収入がある、安定しているとは一概にもいえないのかも……?

②お風呂「1人でやることが多い」

 毎日のたかだか20分程度のことだが、息子をお風呂に入れるたび「パパがいたらなぁ」と思う。それぐらい1人でやることが多い。息子と一緒にお風呂に入る時は、洗面所にバウンサーを持ってきて息子を座らせ、先に急いで自分がシャワーを浴びる。ここで息子ギャン泣き。  そして息子を裸にし、ベビーチェアに乗せて体を洗い、一緒に湯船に入る。ここまではまだ良い。ここから、息子を抱っこしたまま足で風呂のドアを開け、彼の体を拭き、オムツを付ける。そして風邪をひいたらいけないので、タオルでくるんだままリビングへダッシュ。筆者はザッとタオルで顔と体を拭き、頭にタオルを巻いて、全裸のまま……。  息子に服を着せ、顔に保湿クリームを塗り、少しあやしたところで息子の使用したタオルで自分の歩いてきた床の水滴を拭きながら洗面所に戻り、化粧水をつけ、髪をとかしていると、大体ギャン泣きしてミルクをほしがる。そして、パンツだけ履いたまま授乳をする。  これが、もしもパパがいたらお風呂上がりに息子をキャッチし、服を着せミルクを飲ませてくれるんだろうか……と妄想すると「いいなぁ」と感じてしまう。  あとついでに、息子は顔を洗うと水が怖いのかギャン泣きするのだが、その泣き顔が可愛すぎて「これもパパがいたら写真や動画が撮れるのにぁ」と思っているうちに、泣かなくなってしまって、とてもさみしい。
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「パパがいたらなあ…」
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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