施設育ち、毒親からの逃亡を経てセクシー女優に。”パチンコ系インフルエンサー”の壮絶半生
AV新法で仕事を奪われ、パチンコ演者に転身
2020年4月。新型コロナウイルスの大流行による緊急事態宣言が発令されて以降、メーカーの専属女優でなかった彼女の仕事は一気に減った。そこにAV新法が突然制定された。AV新法が定める「1か月前契約」のルールが、そのまま1か月間の彼女の仕事を奪っていった。
新法成立から2か月後、彼女は引退宣言をした。デビューからちょうど10年が経った頃だった。
なぜパチンコ演者になったのか。
「小学校の時から仲の良かった友達が誘ってくれたんです。『あんたパチスロやってたよね。パチスロのお仕事あるよ、良かったらやってみれば』って」。
パチンコ業界の事を全く知らなかった当時は、パチンコはギャンブルであり、それはやはり社会から煙たがられるものというイメージがあった。思えば、彼女が戦い続けてきた「偏見」がそこにあった。そう考えると、パチンコ演者への転身は、彼女の人生にとっては地続きのものだったのだろう。
初めて彼女を呼んでくれたのは、神奈川県のスロット専門店。新人の来店にも関わらず20人を超えるファンが来てくれた。その翌月には、同じホールに2回呼ばれた。それから4カ月で、10を超えるホールが彼女を呼んでくれた。ホールとの約束は「16時まで」であっても、彼女はそれ以上仕事をする。彼女のSNSにメッセージをくれ、仕事終わりに駆けつけてくれるファンを待つことも度々だ。
「もともとパチスロが好きだったんです。19歳の頃から遊んでいましたよ。でもそれは隠さなくちゃいけなかった。ロリ系女優として売り出していので、そのイメージを崩さないよう、パチスロなんかしちゃいけないと事務所にも言われていました。でも今は、プライベートの私と大きく変わらない若月まりあだと思っています。プライベートの私をさらけ出して、色んな人と出会いたいし、もっと多くの人に喜んでほしい」
「パチンコ好きの母が来店しても、仕事として接する」
フリーライター twitter:@yuu_adachi
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