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シートの広さはJALの圧勝。国際線プレミアムエコノミーの“快適度”を徹底比較

ランキングサイトと比較する

エアラインのサービスを格付けする世界的に知られたSKYTRAXは、多くのランキングの中の1項目として「2023年世界最高のプレミアムエコノミークラス航空会社」と格付けしているが、数値で表す上記の調査とは違う結果が出た。3社ともに14位以内に入るのだが、1.エバー航空 2.シンガポール航空 3.エミレーツ航空 4.ヴァージン アトランティック航空 5.デルタ航空 6.カンタス航空 7.ANA 8.エアフランス 9.キャセイパシフィック航空 10. JAL 11.ルフトハンザドイツ航空 12.ユナイテッド航空 13.英国航空 14.ニュージーランド航空という結果になった。 ランキングは搭乗エアラインの偏りや、客室乗務員によるサービスなど、数値に表せない要素も入り込み、数字とは違う結果となることがある。日系は、言葉の問題などで日本人に人気がある。

航空運賃は?

気になる航空運賃は、2024年2月下旬から3月上旬の比較的閑散期ではJALが35万~45万円ANAは30万~40万円ニュージーランド航空で26万~32万円という結果になった。随時変動する価格であることと、目的地はシドニーとオークランドの差はあるが、似た距離で比べても日系は高かった。 ファーストクラスとビジネスクラスは長い歴史があり、サービスも充実しているが、プレミアムエコノミークラス(PY)は登場からまだ年数が浅い。これからも充実していき、過去のビジネネスクラスレベルに近づいていることから、目が離せない。読者にも一度はプレミアムエコノミークラスに搭乗して体験してみることをお勧めしたい。<取材・文/北島幸司>
航空会社勤務歴を活かし、雑誌やWEBメディアで航空や旅に関する連載コラムを執筆する航空ジャーナリスト。YouTube チャンネル「そらオヤジ組」のほか、ブログ「Avian Wing」も更新中。大阪府出身で航空ジャーナリスト協会に所属する。Facebook avian.wing instagram@kitajimaavianwing
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