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元セクシー女優が「地下アイドル出身の女優が急増したワケ」を暴露。売れないアイドルが女優デビューする3つのメリット

元地下アイドルがセクシー女優になる3つのメリット

たかなし亜妖さん「じゃあ地下アイドルからセクシー女優になってもメリットなんてなくね」という声が挙がるかもしれないが、そうでもない。売れる確率が五分五分だったとしても可能性は十分にあるし、ゼロスタートの女優に比べると強みをいくつか持っているからだ。  主な強みは以下の3つが挙げられる。 ・既存のファンを持っているのである程度の売り上げは見込める ・肩書きのインパクトは「素人」「大学生」より明らかに大きい ・ファンがついていることからイベントを開きやすい  もちろんこれはかつてのファンに「女優バレしているケース」に限るけど、オタクたちは目ざといので転身後の彼女たちを見つけるのがうまい。よってそのまま推し続けてくれるパターンも決して少なくはないらしい。  また女優になった彼女の過去を知らずとも、地下アイドルという肩書きに惹かれるユーザーも多い。「一般素人デビュー!」や「現役大学生が〜」より確実に目に留まりやすいため、メーカー専属になれなくとも売り上げを見込めるメリットは十分に大きいだろう。

プロダクションが地下ドルをスカウトする例はあるのか

「地下アイドルがビデオに出るのは、事務所がスカウトをするせいだ!」と思いたい層もいるようだが、セクシー女優専門のプロダクションがアイドル現場へ足を運び、「ねぇ、キミ」なんて声を掛ける事例はない。  今は労力をかけずとも勝手に応募がくるか、スカウトマンが可愛いモデル(女優のことを指す業界用語)を連れてくるため、黙っていても元アイドルの女の子と巡り合う可能性が高い。よって“中の人”が動く必要はないということだ。  たまにプロダクションが別名義で子会社を持っており、アイドルグループやグラドル事務所を運営するケースもある。この場合だと子会社から女優の方へ……なんて流れはあるものの、あくまで希望者のみなので、強要などの恐ろしい事案は発生しない。むしろ女優になる前提で肩書きのためにアイドル活動やグラドルデビューさせ、ワンクッション挟むといったところ。  プロダクションが地下アイドルをスカウトすれば、引き抜きがどうのこうのと面倒な問題になるし、どうしてもセクシー業界は世間的に立場が弱い。何かが起きてからでは遅いので、彼らが地下ドルとわざわざ接触を図ることはないと言い切っても良いだろう。
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推しがセクシー女優になったファンの心境は…
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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