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「最後までお願いね」高級クラブのホステスが体験した“枕営業”の実態

 大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。1月も毎日楽しく酔っぱらっています。帰宅後、お風呂に入ったほうが絶対に良いのに寝ちゃう癖を直したいです。
みずえちゃん

銀座ホステス兼ライターとして活動中の筆者・みずえちゃん

 その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信をしています。

松本人志さんを取り巻く騒動で思い出したこと

   お笑い芸人の松本人志さんが、2015年に高級ホテルでとある女性に性的な行為を迫ったという話などが、昨年12月の「文春オンライン」で報じられました。今回の疑惑について所属先の吉本興業は否定しており、法廷闘争に注力することを理由に活動休止が発表されました。まっちゃんと言えば、私にとっては大好きな芸人さんのひとりでしたので、裁判の行方が気になります。  ともあれ、「ホテル」「性的な行為」という言葉を目にして、思い出したことがあります。というより、水商売に従事する女性のほとんどがホテルでお客様と2人きりになる、などの経験をしていると思います。私もそうです。  例えば、枕営業とか。枕営業とは、ホステスがお客様と性的な関係になることで、ホステスにとって物事を有利にすすめようとする営業方法のことです。“私はここまでやったんだから、あなた様もわかっていらっしゃるでしょ?”と。  今回は私が体験した「枕営業」に関するエピソードをお話したいと思います。  

ホステスの命運はママが握っている

 皆さんは高級クラブと聞くと、どんな場所をイメージしますでしょうか。顔が良いだけの頭は空っぽの女の子たちがチャラチャラとお客様にお酌をして、太ももなどを撫でられる場所?まあ、全くの不正解とは言いませんが、ちょっと違います。  高級クラブでは、ママ(ないし、売上のお姉さん)が絶対的な権力者です。え?オーナーじゃなくて?と思われるかもしれません。オーナーもオーナーで怖いですが、常にお店にいて女の子たちの一挙一動に目を光らせているのはママです。ママが一番怖いです。  チャラチャラしているように見えても、実は超超超統制のとれた精鋭部隊です。体育会系の部活を想像してもらうとわかりやすいかもしれません。ママに育てていただき、ママに守っていただき、ときにママに捨てられるのが我々力なきカスホステスの運命。当たり前なんですけどね。サラリーマンだってホステスだって、雇い主の顔色を伺うのは当然です。  そんなわけでママの命令にはほとんど逆らえません。特に、クラブ勤めをはじめたばかりの小娘にとっては、ママ=メンターでもあり、彼女たちはママに心酔してしまうことも。  そんな新人ホステスの頃、とあるママに枕営業を強要されたことがあります。
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「最後までお願いね」の真意
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