「20代前半の女性が好き」20歳以上の“年の差”恋愛を望む独身男性に、銀座ホステスが唖然としたワケ
大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。お正月に帰省したら、今年36歳になるのにお年玉をもらっちゃいました。その上、食べて寝てを繰り返していても誰にも叱られません。実家って最高です。ですが、地元に銀座はないので、しばらくは東京で頑張っていこうと思います。
その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただいております。
「これってオレの話だよね!?」と怒られそうなので、たっぷりフェイクを混ぜてお話しますが、20代前半女性に恋している50代男性は、どうしてこうもおかしな方向に逸脱していくのでしょうか。
いえ、女だって一般的には若い男をより好むので、おじさんが20代の女性を好むのだって自然ですし、気持ちはすごくわかります。わかるのですが、お買い物感覚で20代女性を嗜好するのではなく、娘でもおかしくない年齢の女とタメみたいな感覚で恋愛できちゃうのってやっぱりどう考えてもヤバいです。
どう考えてもヤバいと確信したのは、私のお客様で50代バツなし独身の男性が、20代の女の子に「就職祝いのプレゼント」として、庭でとれた赤ピーマンを持参して来店する、という珍事(?)があったから。カブトムシとかヤギとかではなく、人間の女の子にですよ。本当に意味が分からないです。ちなみに私には茹でた枝豆をくれました。
今回は、赤ピーマンのおじさんのエピソードを交えつつ、「20代前半女性に恋している50代男性のヤバさ」について解説したいと思います。
2023年11月にお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気さん(37)と、タレントの奥森皐月さん(19)が入籍を発表。これに対し、X(旧Twitter)などのSNSでは「気持ち悪い」「ロリコン」「(奥森氏が)可哀想」といったネガティブな意見も目立ちました。
家族でも友だちでもない他人の結婚なんて割とどうでもいいし、19歳なんて膝もかかともまだつるつるのピカピカで、仮に転んだとしてもいくらでもやりなおせるじゃないですか。36歳バツイチ独身の私の身の上の方がよっぽど心配なんですけど。
そんなことはさておき。ネガティブな意見の多くは女性から寄せられていたようですが、一方で男性の多くはというと「恋愛に年齢差は関係ないよね」と、楽観的であったと記憶しています。
恋愛に年齢は関係ないさ、と言う男性が20歳以上年上の相手との恋愛ではなく、当然20歳以上“年下”の相手との恋愛を想定して「関係ないさ」と前向きに考えているであろうことは想像に難くない。繰り返しになりますが、おばさんだって、一般的には若い男の方を好むので。
こんなことを言うとまたわらわらとおじさんが湧いてきて怒り出しそうな気がするのですが、キビシイことをあえて言ってくれる人と、黙ってニコニコしている人のどちらが親切かというと、時と場合によっては前者の方がより親切であるので、あえて本当のことを言うと、年齢差はすごくネックになるし、わざわざ無料でおじさんと恋愛したい女はいません。頂き女子りりちゃんで懲りてください。
20代前半の女の言う「年上の男性が好き」ですが、これはあなたを気遣っての発言であって、ここでいう年上の男性なんてものは、実際のところはぜいぜい26歳から28歳までに限定されます。
加えて、「男の価値は年齢を重ねるごとに増す」なんてことはどうせ男たちが言い出したのだろうけれど、これは男はおじさんになった途端に魅力が倍増し革ジャンの似合うちょい悪になってモテまくるとかいう話ではもちろんなく、年齢を重ねるごとに増すのは主に収入であるので、30代になっても給料据え置き、外階段ボロアパート住まい、ゆでたパスタに塩ふって食ってるあなたはちゃんと絶望しましょう。
以上を踏まえて、赤ピーマンのおじさんのエピソードに移りたいと思います。
20代女性を前に暴走する中年
頂かれないために覚えておいて欲しいこと
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989
記事一覧へ
記事一覧へ
【関連キーワードから記事を探す】
知らないと恥をかく、キャバクラの“お酒”にまつわる暗黙のルール5選
現役ホステスが見た、夜の街で横行する“上納システム”の実態。「イヤだ」と泣く女性を無理矢理…
「20代前半の女性が好き」20歳以上の“年の差”恋愛を望む独身男性に、銀座ホステスが唖然としたワケ
「いつ休み?」「日曜日は何してる?」キャバ嬢を“店外デート”に誘うとコスパが悪くなる理由
女子大生キャバ嬢にハマった50代男性の“悲しい結末”。タワマンまで契約してあげたのに…
この記者は、他にもこんな記事を書いています