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2024年冬ドラマ「コア視聴率」BEST10。二階堂ふみ主演作は7位、クドカン脚本は2位

高校生たちが主人公のドラマ

マルス-ゼロの革命-

「マルス-ゼロの革命-」公式ホームページより

 8位はテレ朝『マルス-ゼロの革命-』(火曜午後9時、23日放送の第1回)の2・2%個人全体は3・2%の9位だ。道枝駿佑(21)扮する主人公の高校生たちの物語なので、メインターゲットは若い人たち。しかし、その若い人たちが多くは観ないので、コアは低く、全体値の個人全体も振るわない。  テレ朝のドラマは『相棒 season22』(水曜午後9時)などミドル層以上に向けたものが多いという印象が色濃いからだろう。つまらないドラマではない。

反町隆史主演の医療ドラマ

グレイトギフト

「グレイトギフト」公式ホームページより

 9位もテレ朝の『グレイトギフト』(木曜午後9時、25日放送の第2回)で1・8%個人全体は4・4%で3位だ。このドラマも若い人たちの支持があまりない。  主人公は反町隆史(50)が演じる病理医。殺人球菌の謎をめぐる新しいタイプの物語である。しかし、大学病院の派閥争いなど古い世界も描かれるため、若者たちには合わないようだ。ミドル層以上にはウケている。
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重たい雰囲気の硬派作品
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放送コラムニスト/ジャーナリスト 1964年生まれ。スポーツニッポン新聞の文化部専門委員(放送記者クラブ)、「サンデー毎日」編集次長などを経て2019年に独立。放送批評誌「GALAC」前編集委員

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