更新日:2024年03月10日 17:18
仕事

インターン中にラブホで朝まで…「実は既婚者だった!」上司にもてあそばれた女性社員の逆襲

先輩から聞かされたひどいうわさ

 無事に入社式を終え、晴れて社会人1年生となった中川さん。インターンシップの時は違い、いざ入社してみるといろいろと業務がかさみ、毎日会社と自宅の往復でヘトヘトだったといいます。 「正直こんなに忙しいとは思っていませんでした。でも、やる気だけは誰にも負けたくなかったので、一生懸命がんばりました。毎日がものすごいスピードで過ぎていき、気がつけばゴールデンウイーク前になっていたんです。そこで、ようやく入社してからNさんと一度も会えてないことに気づいたんです」  何度かLINEでコミュニケーションはとっていたものの、Nさんも多忙を極めていたこともあり、既読さえ付かなくなっていったそうです。さすがにストレスがたまってしまった中川さんは、先輩の女性社員たちと飲みに行くことになりました。 「久々の飲み会だったので、みんな羽目を外して浴びるようにお酒を飲んでいる時、突然先輩が私に向かって『あ、そうそう。Nチーフ、里帰りしてるの知ってる? というか、子供が生まれたらしいのよ』と。私は手が震えて止まりませんでした。急に気分が悪くなり、先に帰ったのを覚えています」

普通な態度を見て体が震えてきた

頭痛 ベッド

※画像はイメージです

 どうやって帰ったかも覚えていないくらいあぜんと自宅にもどった中川さんは、そのままベッドに座ったまま朝を迎えました。 「自分はなにをしているのだろうって思いました。同時に、よくもあんなに平気な顔をして私と一緒に時間を過ごした彼に強い憤りを覚えました。こんな屈辱は初めてです。だんだん許せなくなりました」  1か月後にNさんは出勤していました。特に変わった様子も見せず、いつものように仕事の指示を出してきたといいます。 「私、彼の普通な態度を見て体が震えてきたんです。悔しくて悔しくて……。もうどうなってもよいと思いました。もう我慢の限界だったんです」  中川さんは、Nさんのデスクに向かってゆっくりと歩み寄り、「奥さんがいらっしゃることは知りませんでした。どうして私をホテルに誘ったんですか?」と周囲に聞こえるように伝えたといいます。
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これ以上被害者を出さないための決断
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愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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