恋愛・結婚

『ザ・ノンフィクション』話題の結婚相談所に“年収1500万円の会社経営者”が入会。浮かび上がった“意外な”弱点

婚活女性は「怖そう」だと思っていたけど…

——入会してから驚いたことや、変えたことなどはありますか? A:SNSやメディアの印象で、婚活している女性は「怖そう」「大変そう」と思っていたのですが、そんなことは全然なかったですね。紹介された方はいい人、素敵な人ばかりで、かえって驚きました。お会いした13人中、1人だけ遅刻したのにまったく悪びれない人もいましたが(笑)。 植草:日常生活でも、10人いれば1人ぐらいは感じの悪い人はいるもの。相談所でも同じことなんです。私がAさんに最初にアドバイスしたのは、ワイシャツとネクタイの購入。会社員ではないこともあってフォーマルな服をお持ちでなかったのですが、初対面であるお見合いではスーツスタイルがもっとも無難ですから。 A:相談所の女性がどう感じるのかを教わっていますね。仕事柄、清潔感は入会前からも大切にしていましたが、より気を遣うようになりました。 植草:今後、女性からのフィードバックがどんどん出てくるので、いかに対応していけるかどうかが焦点になります。Aさんの成婚目標は半年から1年。引き続き二人三脚で、婚活に取り組んでいきましょう! =====  結婚相談所には、“ワケあり”な人間しかいない——というのは、大きな間違い。「恋愛経験がないからなど、駆け込み寺のように入会される方もいますが、合理主義ゆえに入会されるタイプも多いんです」と植草氏は語る。  過去には「存在しないもの」として扱われてきた多様な個人の在り方が、徐々にだが認知・肯定されつつある過渡期たる現代。結婚して当然の時代が終焉した今だからこそ、「結婚したい」もの同士で出会える相談所が活況を呈しているのだろう。 <取材・文/海原あい>
コンビニで買えるビール類はほぼ全制覇しています。本は紙派。さらに調味料と服とスペースエイジ系のインテリアを収集しているため、収納不足に陥りがちです。好きな検索ワードは「備忘録」
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