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冬のボーナスはいくらだった?年収490万円・佐川急便の38歳営業ドライバー「妻にも働いてもらう必要がありそうです…」――大反響トップ10

ボーナスの補塡に立ち塞がるハードル

[冬の賞与]格差ルポ

佐川急便は、宅配用の軽EVを電気自動車ベンチャーと共同開発。’30年までに自社の軽自動車約7200台を順次EVに切り換える予定だ 写真/beeboys – stock.adobe.com

人材難なのに大幅減額されたボーナスの補塡にも、さらなるハードルが立ち塞がる。 「会社は残業を減らす方針ですが、夜の配達を自社ドライバーで融通し合うようにして、残業代を8万円は稼げるようにしてくれてます。でも、規制で労働時間が短くなり、残業代は確実に減る。そこで、会社は運賃を値上げして、基本給の引き上げに腐心している。 実際、昇給は順調で、ベアで年1万円は上がっているし、今後、ボーナスも増えるのを祈るしかない。社風は体育会系で、賞与の金額もあけすけに言い合ったりします。ボーナス支給日はささやかな宴会を同僚とできればいい」 他社の過去最高水準の賞与をよそに、風通しのいい社風だけが救いとなっているのか。 取材・文/週刊SPA!編集部 アンケート協力/パイルアップ
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