【ハイブリッドカー】日本以外ではあまり売れていない
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
MJブロンディ=文 Text by Shimizu Souichi
池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu
第一のエコカーがハイブリッドカーで、第二が電気自動車だっけ? んで第三がミラ・イースなどの低燃費ガソリン車か。日本国内では、そういうことになってます。
しかしですね、みなさまのような自分の半径50cm以内のこと(例・スマホ)にしか興味のないボンクラは、これら第一から第三までのエコカーが、すべて「日本以外ではあまり売れていない」という事実を知りますまい。
2011年のプリウスの国別売れ行きランキングは、
1位 日本 25万2528台
2位 北米 12万7344台
3位 タイ 7785台
4位 イギリス 6524台
5位 スペイン 4043台
ありていに言って、プリウスの6割が日本国内向け。あとはアメリカが3割。その他は全部合わせても1割くらいだ。
電気自動車の日産リーフはどうか。
1位 日本 1万329台
2位 北米 9693台
3位 イギリス 637台
日本が5割、アメリカ4割、その他1割弱。どっちも日本とアメリカでしか売れてない。
第三のエコカーは軽自動車が主で、もともと日本国内専用。つまり全数日本向けです。
いや、日本でしか売れてないのは、悪いことではありません。それだけ日本が世界の最先端を行くエコカー大国なのだと言えないこともないし。だいたい、世界中でハイブリッドカーが引っ張りだこだとみなさんが思い込んでいるのは、大ボンクラである日本の大マスコミが、「たぶんそうに違いない」みたいなニュアンスで報道しているからで、鼻くそほじってテレビ見てるだけのボンクラ諸君が誤解するのも無理はありません。
【後編】に続く⇒https://nikkan-spa.jp/199259
「欧州で売れているエコカーはクリーンディーゼル」
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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