ポルシェやコルベットetc. 高級車の燃費を計測してみた
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
かつて、クルマの話題の中心は馬力や最高速度でしたが、昨今クルマの話題になると、何はともあれ燃費ということになるのは、仕方がないことであります。そこで今回は、ポルシェやコルベットなど、普段は燃費を気にしないだろうクルマたちの実燃費計測を、年に1回の輸入車大試乗会の場を借りてやってみました!
MJブロンディ=文 Text by Shmizu Souichi
池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu
◆カネ持ちは気にしないが、1000万円オーバーの高級車の燃費を勝手に計測してみた!!
今を去ること35年前。日本はスーパーカーブームという現象に包まれておりました。
当時のチビッ子の脳内は、8割方スーパーカーのことで占められており、さらにそのうちの8割は、「フェラーリとランボルギーニ、どっちが速い」という大問題でいっぱいでした。
公称最高速は、ランボルギーニ・カウンタックの時速300kmに対して、フェラーリBBは時速302km。どっちも実際にはそんなに出なかったんだけど、チビッ子にはそんなことはわからない。彼らは、「フェラーリのほうが2km速い!」「でもカウンタックはドアが上に開く!」といったことで、両派に分かれてクラス内で決闘まで行ったそうです。
時は流れ、ここ21世紀の日本では、クルマの基準は「燃費」に集約されております。クルマの評価は燃費のみ。その他重視されるのは、小物入れの数です。
今回我々は、「日本自動車輸入組合」(JAIA)主催の大試乗会に参加し、500馬力級のスポーツカーにイヤというほど乗ったのですが、なにせ本誌読者様のご興味は、燃費と小物入れの数にしかございませんので、今回はその熱い期待にお応えして、燃費計測に集中して参りました!! 試乗時間の関係上、計測コースは往復6km。ここをフツーな感じで走り、計測はすべて車載の燃費計で行いました。
このコースを、私の愛車・大和(ド中古の初代プリウス)で走ったところ、リッター17kmでした。よって他のクルマも、日常的に出るくらいの数値、と思っていただいてよろしいかと思います。あくまで目安ですが。
というわけで、次回はいよいよ燃費計測の結果を報告したいと思います。
【後編】に続く⇒https://nikkan-spa.jp/185738
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
この連載の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
原子力発電の割合は約78%。世界一の原発大国フランスのEV(電気自動車)事情
プリウスより60万円高の新型プリウスPHVは50年かかってもモトを取れない!?
ジャパン・クオリティの電動バイクを世界に。社員25名で熱く燃えるベンチャー企業
なぜ日本車は「ダウンサイジングターボ」で出遅れているのか?
フェラーリとパッソで走ること500km。燃費は3倍も違わなかった?
「5月30日(ごみゼロの日)」にお台場の清掃活動でごみ問題を考えてみた
松井稼頭央・西武ライオンズヘッドコーチが「速読脳トレ」でさらなる脳力アップ⁉
<漫画>あずきバーで釘を本当に打てるのか?やってみた
「電動シェアサイクル」を乗り継ぎ東海道を制覇できるか?
Amazon激安自転車を安価な中華パーツでグレードアップ
千葉県市川市の公用車は高級外車テスラ。横浜市や大阪市は? 自治体の公用車を調査
BMWの鼻の穴巨大化もデリカD:5やeKクロスのブサイク化みたいに許せる?
セダンやワゴンが国産車から消えゆくなか輸入車だけが生き残っている謎
新型BMW3シリーズは高いカネ出して買う価値ある? 旧型オーナーがジャッジ
ホストの帝王ROLANDも買った超高級スポーツカーとは?“カッコとイメージ”が最高
この記者は、他にもこんな記事を書いています




