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普通免許でOKの「ライドシェア運転手」はいくら稼げる? 手当、条件等をチェックしてみた

定時制の稼ぎは本業とどう違う

配車アプリ

※画像はイメージです

 その定時制のタクシードライバーがどれだけ稼げるか。会社により細かな数値に違いはあるものの、ドライバーの給料は原則、売上×歩率であり、正社員ならば歩率は60%前後になる。つまり、月に100万円の売上があれば、給料は60万円。社会保険料など引かれれば、最終的な手取り額は50万円弱になる。  では定時制はどうだろう。実は同じように稼いでも歩率が50%前後のところが多い。そして月8回の隔日勤務で1回あたり6万円の売上だとすれば48万円。これに歩率を掛ければ半分の24万円(※週20時間以上の勤務なので、ここから社会保険や雇用保険などが引かれる)。

歩率のない時給制という働き方の場合

 同じ非専業ドライバーでも、働く時間を自由に選ぶことのできる分野も昨年3月から始まっている。その代表格がタクシーアプリGOが行っている「GO Reserve」だ。タクシー会社の定時制と違うのは、その働き方をより柔軟に選ぶことができる点だ。  原則週40時間以内の勤務で乗務時間を相談することができ、月曜日に5時間だけ乗りたい。週末は8時間乗りたいなどの細かな時間指定ができる。注目の報酬は募集要項に時給制1500円と明記されている。つまり、週に40時間働けば月額24万円強。半分の20時間なら12万円。  こちらも雇用形態は原則週20時間以上のパートタイムで、定時制と同様に社会保険や雇用保険も加入になる。フリーランスの本業を持っている人たちにはありがたい制度だ。  なお、GO Rserveがライドシェアと大きく違うのは、定時制と同様普通二種自動車免許が必要なこと。燃料費などの経費は会社負担。都心を中心に営業するものの、東京武三地域内なら、どのエリアでも配車がかかる点などがあげられる。 <TEXT/真坂野万吉>
フリーライター。定時制で東京を走り回っている現役の中年タクシードライバー
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