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「既婚の女性上司と…」新入社員の思わぬ暴露に困惑。すぐに会社を辞めた本当の理由は…

 新入社員は配属先が決まり、日々の業務に追われているはずだ。覚えることも多く、悪戦苦闘している人もいるだろう。  そんななかで、すぐに辞めてしまう新入社員もいる。今回は、「社会を完全に舐めている」と思わざるを得ない2人のエピソードを紹介する。

「休みは取れますか?」「残業あるんですか?」と待遇面ばかりを気にする

スーツを着た若いビジネスマン

※写真はイメージです。以下同

 福祉関係の仕事をしている田中健吾さん(仮名・40代)は、新入社員の指導をする立場にある。 「数年に1度、総合職を採用する年があるんです。数年前、総合職として入社したYについて話したいと思います」  総合職の場合は、入社して3年間は福祉施設関係部署に出向し、現場経験を積んでから本部に戻る流れだという。入社してすぐのオリエンテーションで、「何か質問ありますか?」と問いかけると……。 「休みは希望どおり取れますか?」 「残業ってあるんですか?」 「ボーナスって毎回ありますか?」  など、仕事内容よりも待遇面の質問だらけに、田中さんは先行きが不安になったそうだ。 「“最近の世代はこういうことだよな”と思いながら質問に答えました」

「僕が手伝わないといけないんですか?」基本的な業務ができない

 そんななか、Yがグループホームに出向することになり、出勤日の初日から異常な言動が目立っていたという。 「グループホームは、認知症になった高齢者が入居しています。そのため、生活の全般においてさまざまなお手伝いが必要なんです。しかし、利用者さんに対するYの業務態度はありえないものでした」  女性利用者がYに対して「トイレに連れていってほしい」とお願いしたところ……。 「え?自分で行けばいいじゃないですか?僕が手伝わないといけないですか?」と田中さんに聞いてきたとのこと。 「『この施設にいる人たちは、生活の至るところで手伝いが必要なんだよ。手伝ってあげてね』と話しても、Yは返事もしません。しぶしぶ女性利用者さんのお手伝いをしていましたが、憮然とした態度でした」
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仕事が楽しくないから辞めます
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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