ライフ

「小1の壁」小学校入学で生活が一変、働く親たちを悩ませる“想定外の事態”5選

ケース③緊急時の対応

学級閉鎖

※写真はイメージです。以下同(Photo by Adobestock)

 想定外の小1の壁には、急なアクシデント・トラブルへの対応も含まれる。  わが子が通う学校でとくに多かったのが「学級閉鎖」。インフルエンザやコロナウイルスなどの感染症の風邪が流行し、一定期間登校を控える措置のことだ。学校から連絡があった翌日から数日間休みになるケースが多く、加えて学童の利用もNG。すぐに仕事の調整をしなければならなかった。  そのほか、不審者情報や事故、自然災害の影響による早期のお迎えや付き添いの要請など、突発的な連絡もあるのだ。

ケース④環境変化に戸惑う子どものケア

 環境の変化に戸惑うのは親も子どもも同じ。わが子の場合は、保育園時代は積極的で天真爛漫、登園しぶりもなくスムーズだったが、小学生になると、毎朝涙を流しながら家を出るようになった。この状態は秋ごろまで続いた。  しかしこの変化について、担任の先生は「入学後の子どもの反応としては珍しくない」という。友だちの有無も関係ないようだ。  新しい環境、友達、生活リズム。さまざまなことが重なる中で、子どもなりに対応する力が求められるわけだが、親のサポートは必須だ。  親が思う以上に子どもは大きな影響を受けてストレスを感じているため、寄り添える時間と心の余裕を持てるかが試される。
次のページ
保護者の集まりも…
1
2
3
フリーライター。1987年、埼玉県生まれ。山梨在住2児の母。子どもが小学生に上がるタイミングで正社員からフリーランスに転身。X(旧Twitter:@mikifreeeee)ではフリーランスママのありのままを発信中。2023年に“小1の壁”をテーマにした電子書籍『小1の壁×在宅ワーク』を出版。

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ