「小1の壁」小学校入学で生活が一変、働く親たちを悩ませる“想定外の事態”5選
ケース⑤PTAや保護者会など親のイベントは基本平日
ここ数年はコロナウイルスの影響もあり中止されていた保護者の集まりも、昨年度あたりから復活してきた。
現在6年生の子どもがいるママは「PTAやイベントの準備はほぼ平日の夜だった」という。これに参加するため、仕事を早退したり、夕食がつくれなかったり……。どちらかの親が対応できなければ、子どもだけを家に残して出かけることもできず、やむを得ず欠席することも。任されている業務があるときは、別の人に頼んだり、別日にやったりしていたそうだ。
役員ともなればさらに活動が増え、集まりのほか資料作りのような事務的な作業も地味に負担になる。とはいえ、共働きの時代、どの家庭も夫婦そろって働いているため、自分たちだけ「時間がない」と言って断るわけにもいかない。
多くの親が「保育園よりも小学校のほうが、周囲の協力や仕事の調整が必要」と口を揃える。
小1の壁への対応は、情報収集と事前準備が大切だ。筆者は、入学予定の小学校に通う子どもがいるママやパパから話を聞いたり、職場に勤務形態の変更ができるかどうかを確認したりしていた。
結果的に家庭と会社の双方の事情を踏まえ、対応が難しいと判断し退職。フリーランスとして家で働く手段を選んだため、難なく対応できた。
小1の壁を厚く感じるかどうかは、子どもの性格や会社の対応、家庭環境による。問題なく乗り越えられた人もいるだろうが、それはあくまでも結果論。小学校への進学により、生活が変化することは明らかである。
来年、子どもが小学校に上がるという人は、今のうちから情報収集をして対応できるかどうかを夫婦で話し合っておくとよいだろう。
<文/新田ミキ>
フリーライター。1987年、埼玉県生まれ。山梨在住2児の母。子どもが小学生に上がるタイミングで正社員からフリーランスに転身。X(旧Twitter:@mikifreeeee)ではフリーランスママのありのままを発信中。2023年に“小1の壁”をテーマにした電子書籍『小1の壁×在宅ワーク』を出版。
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