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「毎月2万円の節約に」28歳女性が“我がふり”直して気づいた、浪費だらけだった日々

買取の価値がグンと下がるブランドは

 集めたマンガや本、服なども大量に持ち込んでみたが、こちらも0~100円以下のものがほとんどだったとか。それでも、「全巻揃っているマンガ、ドラマ化や映画化が決まったばかりの小説などは買取価格が1冊単価100~300円ほどと割高でした」と、振り返る。 「ショックだったのは、7万円超えで購入したCOACH(コーチ)の未使用バッグが、なんと7000円と言われたこと。コーチやPRADA(プラダ)のようにアウトレット商品を販売しているブランドは、買取となるとグンと価格が下がるそうです」  そのため、「そこまで価格が下がるなら、自分で使ったほうがマシ」と、売るのは中止。そして、「テレビではブランド品に高額の値が付くこともあるようだけど、どうしてこんなに安い買取価格なんですか?」と、思い切ってお店の人に尋ねている。 「すると、『基本的にアウトレットやセールをしていないCHANEL(シャネル)やHERMES(エルメス)は商品価値が下がりにくいため、高い値が付くこともありますし、場合によっては付加価値が付いて定価以上になることもあります』と教えてくれました」

かなりのムダ出費を反省

お買い得 買取価格は100円以下が多かったにもかかわらず、ザックリ計算でも総合計は20万円超えで「ゾッとした」と美波さん。また、コンビニや外食キャンペーンなどを利用したレシートをかき集めてみると、2週間で5000円以上も出費していることが判明する。 「コンビニで対象商品をひとつ買うと後日に対象商品がもらえるキャンペーンは、各商品を半額ぐらいで購入できるため、お得感があります。でも、対象の購入商品もしくは後日もらえる対象商品が、新発売や期間限定モノというケースも少なくありません」  よく考えてみると、味が合わず誰かにあげたり、おいしいと感じて飲食したりしていないことも結構あると気づく。かなりのムダ出費をしていることを知って反省した美波さんは、引っ越し後、必要なモノだけを購入するよう意識を改善。 「コンビニキャンペーンは、いつも自分が飲食しているモノが購入商品と後日もらえる商品のどちらも対象になっている場合のみ利用するようにしました。外食キャンペーンにもすぐ飛びつかず、自炊と比較してお得かを考えてから利用しています
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ぜひ実践してみてほしいです
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フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意

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