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“腕が太すぎ”で話題の筋肉芸人、消防士時代に感じた挫折「現場でマッチョは邪魔だった」

何か爪痕を残したかったんです

青木マッチョさん――誰が犯人か分かったのでしょうか。 青木マッチョ:……自分です。 ――少し怖かったのですが、そんなキャラなのですか? 青木マッチョ:静かにはっちゃけるタイプです(笑)。そのときのメンバーでは僕が1番後輩だったので、何か爪痕を残したかったんです。初日に大便をしたのは恐らく藤森さんだったと思うんです。それで犯人探しがすごく盛り上がったので、「ノーマークの奴が犯人だったら面白いかな」と乗っかろうと思いました。喜んではいただけましたが、申し訳ないことにハワイ旅行の1番の思い出がそれになってしまいました。

憧れの芸人は、南キャンしずちゃん、オードリー春日

青木マッチョさん

あまりの太さに注目が集まった上腕筋、青木マッチョさん

――芸人としては、どんなタイプを目指しているのですか? 青木マッチョ:南海キャンディーズのしずちゃんさんや、オードリーの春日(俊彰)さんみたいになりたいなと昔から思っていました。そのためには一緒に組むなら、ネタが書けるブレーン的な人がいいと思って、NSC時代に同期の鈴木ロン毛に声をかけました。鈴木は当時から山里亮太さんに憧れていて「相方を立てられる人になりたい」と言っていたんです。鈴木は、赤木ぼうずとコンビを組むことが決まっていたのですが、そこに入れてもらってトリオ(かけおち)を結成することになりました。 ――将来、出たいテレビ番組はありますか? 青木マッチョ:かまいたちの濱家さんの『Venue101(ベニュー ワン・オー・ワン)』(NHK+)のような、音楽をやっている色々な人達に話を聞く番組に出てみたいです。あと自分は我慢強いタイプなので、春日さんのような体を張る系の企画に出たいと思っています。
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トリオ芸人初のM-1決勝を目指したい
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ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。

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