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ダイソーのアルカリ電池の容量は?100円で買える5社の乾電池を比較してみた――大反響・お役立ちニュース傑作選

激安電池の実力ナンバーワンは?

 というわけで早速結果を見てみよう。例によって大電流機器での使用を想定とした1A放電で計測。グラフは無作為に選択した10本の平均値となる。  今回は冬の寒い時期の検証ということもあり、室温は約22℃で検証した。
乾電池

1A放電による計測結果。東京ベッドタウンの店舗にて無作為に電池を購入した。

 初期電圧ドロップはダイソーが最も大きく、1.61Vから1.28Vへ大きな落ち込みを見せている。対して無印良品は、1.63Vから1.35Vへと比較的落ち込みは少ない。  そのまま1.04V付近までは無印良品が大きな性能差を見せつけているのだが、ここで急激に電圧降下を起こし、終止電圧の0.90Vに48分で到達してしまった。

圧倒的な粘り強さを見せたドン・キホーテ

 一方、1.63Vから1.30Vへ初期電圧ドロップこそ大きいものの、大きな乱れもなく10本とも比較的安定して放電していたのが、ドン・キホーテだ。他の電池が軒並み50分前に終止電圧に到達している一方で、ドン・キホーテは終止電圧到達が60分と圧倒的な粘り強さを見せつけた。  ハイパワーが必要なオモチャやハイパワー懐中電灯などには無印電池。安定した電力で使う機器には、ドン・キホーテがベストな選択のようだ。  同じ99円電池でもニトリは残念ながらお値段以上……と言った結果にはならなかったのが残念でならない。 文/板倉正道
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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