パチンコ店「大量閉店ラッシュ」は“お盆明けに加速する”可能性も。新紙幣導入で激変したホールの裏事情
7月3日、ついに新札が発行されました。その数日後、いつものようにホールへ行って、いつものように勝てなかったものの、ちょっとだ特殊景品をゲット。そして景品交換所へと行ったら、奥から出てきたお札に違和感が……。まさか新札との初対面がパチ屋の近くにある景品交換所になったとは筆者らしいなと思ってはみたものの、お会いできたのは渋沢栄一でも津田梅子でもなく、北里柴三郎だけでした。
新札発行後にいくつかホールをまわってみました。大手チェーンでなくても台数がそれなりにあって、最新機種もしっかり導入しているようなところは、どこも早々に新札に対応しているという印象です。
こうしたホールの店長に話を聞いたところ、かなり前から準備していたようで、それでも「ウチみたいな1000台規模になると設備業者の作業は1日で終わらず、3回くらいに分けての作業になった」とのこと。
基本的にホールは組合単位で決められた休日以外は休みたくないもので、新台入替などの作業は閉店後に行うのが通例。よほど大規模な工事があれば仕方なく数日間の休業もありますが、台間サンドなどの更新で休むことはありません。
その限られた時間のなかで、また設備業者の人的リソースも足りないそうで、やはり全部を新札対応にするには何回かに分けての作業が必要になるのでしょう。
さらに新札発行日までに対応が完了すれば「発行前に作業が終わってラッキーでした」(前出店長)というレベルで、設備業者も大忙しらしく、発注していてもまだ更新作業が終わっていないホールもあるそうです。
こうしたホールでは店員に申し出て、新札を旧札へと両替してもらう対応をしなくてはなりません。でも、そういうところのすべてが設備業者待ちかといえば、そうではない可能性も……。
ここ数年、売上げや粗利などあらゆる数字が落ち込む状況で、年末年始やゴールデンウィークといった書き入れ時が終わったタイミングです。またテナント更新などのタイミングをきっかけに休廃業するホールが目立ちましたが、新札への対応も多大な設備投資が必要になるだけに、更新を見送って直近にあるお盆休みという書き入れ時を終えたところで休廃業を……というホールも少なくないのではないでしょうか。
すでにゴールデンウィークが終わってから新札発行の直前というところで休廃業したホールも目立ちましたが、ここが最後の休廃業ラッシュになるのかなと。
新台をしっかり導入している店舗は新札対応も早い
お盆休み後に休廃業が増加する可能性も
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ライターとして25年のキャリアを持つパチンコ大好きライター。攻略誌だけでなく、業界紙や新聞、一般誌など幅広い分野で活躍する。
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