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パチンコ店「大量閉店ラッシュ」は“お盆明けに加速する”可能性も。新紙幣導入で激変したホールの裏事情

手作業で両替する店は危ない理由

パチンコ

8月1日現在、新紙幣に対応していないホールもある

 設備の更新を完了したところ、また遅ればせながら近々で設備を更新するホールは、きっとこれから先も営業を続けていくんだろうなと考えられます。でもそうではない、いつまでも手作業で新札を旧札へと両替をしているところは、いつ休廃業してもおかしくないでしょう。  個人的にはそんな寂れたホールが大好きですが、続ける気がなければ出玉に期待できませんから、そういったホールにありがちなレア台でも目当てにしなければ、なかなか足が向かいません。  そしてこれで淘汰の嵐がひと段落すればいいのですが、ファン人口が落ち込んだままだと業界自体に未来はなし。コロナ禍前の2019年のホール数はホール団体によると9639軒、それが今では6000軒代と実に約2/3にまで減っています。  これで底を打ったのかどうか、さらにスマスロ人気やスマパチのテコ入れで再び数を増やしていくのか。はたまた以前に筆者が本稿で述べた行政側の意向という5000軒にまでに数を減らすのか。業界関係者はもちろん、いちファンの立場でも注視せざるを得ないかなと思います。 文/キム・ラモーン
ライターとして25年のキャリアを持つパチンコ大好きライター。攻略誌だけでなく、業界紙や新聞、一般誌など幅広い分野で活躍する。
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